【フィギュアスケート】シニアデビューの島田麻央が逆転V…ミラノ銅・中井亜美に立ちはだかる「スタミナの壁」

中井亜美インスタグラムより
フィギュアスケートのシーズンが始まった。

注目はミラノ・コルティナ五輪銅メダリストの中井亜美(18)。9月18日には千葉県内のリンクで練習を公開し、「昨シーズンとはガラッと変わった雰囲気」の新プログラムで新シーズンへの意気込みを語った。10月23日開幕のグランプリ(GP)シリーズ第1戦・フランス大会に出場予定で、11月にはスケートアメリカにも参戦する。

だが、シーズン初戦となった9月上旬の大会を振り返ると、「主役の座」は保証されていなかった。

「『ISUチャレンジャーシリーズフィギュアスケート木下グループ杯2026』が、国内でのシーズン開幕戦となりました。中井は4位に終わり、表表彰台に上がることはできませんでした」(スポーツ紙記者)

シニア参戦の新星・島田麻央…年齢規定の壁を越えて激突


優勝は島田麻央(17)。今季シニアデビューを果たした新星だ。中井と同学年だが、国際スケート連盟の年齢規定は「'26年冬季五輪に出場可能なシニア選手は、'08年7月1日よりも前に生まれた者」となっている。'08年4月生まれの中井は出場できたが、同年10月生まれの島田は出場できず、1シーズン遅れてのシニア入りとなった。

「島田はジュニアの国際大会で何度も優勝してきた実力者です」(同)

中井もライバルのシニアデビューを意識していないはずがない。開幕戦となった木下グループ杯にはロシア選手も出場したが、中井は個人の中立選手(AIN)で参加したアレクサンドラ・イグナトワ(旧姓トルソワ)のファンであることを公言していた。

「中井から頼んで、写真を撮っていました」(同)

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SP首位からの逆転劇…浮き彫りになった「スタミナ不足」の課題


また、大会前日の公開練習でのこと。他選手はジャージなどラフな格好で最終調整を行ったが、中井だけは本番と同じ衣装で現れた。その意気込みもあってか、大会初日のショートプログラム(SP)では80点台の高スコアでトップに立ったが、大会最終日のフリーの演技で島田に逆転されてしまったのだ。

「中井はSPでタンゴ調の曲を使い、"オトナ"に挑戦しました。向上心はさすがですが、昨季に露呈した弱点は克服されていませんでした」(関係者)

弱点とはスタミナ不足。中井は難易度の高いジャンプ技もこなすが、スタミナ不足のため演技前半で行う。一方、島田は後半にも大技を繰り出し、加点を積み上げていく。どちらが強いかは、明白だ。

中井にとって、試練の今シーズンとなりそうだ。

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