山口馬木也“大河特需”で争奪戦 柴田勝家役で評価急騰、10月新ドラマにも出演

山口馬木也(公式Instagramより)
「まさに札束が飛び交う空中戦です。あの壮絶な最期から約1カ月が経ちますが、業界内での“山口争奪戦”は今がまさにピークを迎えています」(芸能プロ幹部)

NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の柴田勝家役で強烈な存在感を放ったのが、俳優の山口馬木也(53)だ。

8月30日放送の第33回「北庄城の別れ」では、宮﨑あおい演じる妻・市とともに壮絶な最期を迎えた。山口は放送後、勝家を演じ切った心境について語り、最後の立ち回りでは、市と手をつないだまま戦う演出になったことも明かしている。

その“大河特需”は、秋風が吹く9月下旬になっても冷める気配がない。

「かつては、名優・藤田まことさんの寵愛を受け『剣客商売』(フジテレビ系)などで好演するも、万年脇役に甘んじ“芝居は完璧だが、運がない男”と揶揄されてきた。だが、超低予算映画『侍タイムスリッパー』の大ヒットで完全に風向きが変わりました。そして、ダメ押しが今年の大河です。お市役の宮﨑あおいとのシーンで見せた圧倒的な色気と狂気。あのフェロモン全開の演技で、女性視聴者だけでなく、業界関係者までメロメロにしたんです」(スポーツ紙放送担当記者)

【関連】大河ドラマ『豊臣兄弟!』が視聴率伸び悩み、起爆剤キャスト投入説が浮上

『侍タイムスリッパー』から一気にブレイク

山口の転機となった『侍タイムスリッパー』は、わずか1館から上映が始まり、口コミで全国へ拡大した異例のヒット作だ。

第48回日本アカデミー賞では作品自体が最優秀作品賞を獲得し、主演の山口も優秀主演男優賞を受賞した。長年、時代劇を中心にキャリアを重ねてきた俳優が、一気に全国区へと躍り出た格好だ。

そこへ『豊臣兄弟!』の柴田勝家役が重なった。

大ブレイクを果たした遅咲きの侍に対し、民放各局は猛アタックを掛けているという。

「重厚路線を狙うTBSが『日曜劇場』への起用を条件に巨額ギャラを提示すれば、刑事モノが得意のテレビ朝日、さらには日本テレビも負けじと札束を積んでいる。現在、出演料は主演クラスに匹敵する金額にまで跳ね上がっているというから驚きです」(制作会社関係者)

さらにエグいのが、CMマネーだろう。

「彼の持つ実直さとドロ臭さは企業ウケが抜群。大手自動車メーカーやセキュリティー会社などがこぞって群がり、かつて数百万円だった契約金が3000万円以上に大暴騰しています。すでに内定している案件を合わせれば、今年の年収は3億円を軽く超える見通しです」(大手広告代理店幹部)

大河退場後も10月に映画&連ドラ

もっとも、山口の快進撃は“大河退場”で終わらない。

10月2日には出演映画『時給三〇〇円の死神』が公開予定。さらに10月19日スタートのカンテレ・フジテレビ系ドラマ『南田南弁護士は天才肌』にも出演する。

同作では、芦田愛菜演じる主人公・南田南が勤務する「広川・ハワード法律事務所」のパートナー弁護士・宮地賢吾役。新人の南を指導する立場を演じることが9月15日に発表された。

『侍タイムスリッパー』で映画界の注目を集め、『豊臣兄弟!』では“鬼柴田”を熱演。そこから現代劇の弁護士役へとつなげることになる。

原稿で伝えられている出演料やCM契約金の具体額については公表されていないものの、主演作の大ヒットから大河、そして新たな映画・連ドラへと仕事が続いているのは確かだ。

かつて“芝居は完璧だが、運がない男”とまで言われた遅咲きの侍。

今や街を歩けば「お侍さん」と声をかけられるほどの存在となった山口が、芸能界の勢力図をひっくり返そうとしている。

【関連】『豊臣兄弟!』も仰天!? 裏切り、暗殺、虐殺…戦国武将の「卑劣度」ランキング!【豊臣兄弟!トリビア】