長友佑都40歳、代表落選と前十字靱帯損傷…それでも貫く現役続行「優勝してシャーレを」

「衝撃」から始まった告白

「クラブは『損傷』と発表したが、長友自身はSNSで『前十字靭帯断裂』という言葉を使い、診断を受けた瞬間の心境を『衝撃を受けました』と率直につづった。また、自身のサッカー人生を振り返り、大怪我なくここまで来られたことこそ『奇跡』だったとし、大怪我の意味を自問した末に『大怪我するけど優勝する人生』を選んだと記している。誕生日と負傷が重なったことには『神様はスケールが大きい』と冗談めかしつつ、最後は『必ず強くなって戻ってきます』と締めくくっています」(同)

SNSに記されたその言葉には悲壮感はなく、8月の契約更新会見で語っていた「優勝してシャーレを掲げたい」という思いは、負傷後もまったく揺らいでいない様子がうかがえたのである。

39歳で同じケガを経験した男からのエール

そのためか、SNS上でも注目が集まっているが、この投稿にいち早く反応したのが川崎フロンターレの中村憲剛ヘッドコーチ(45)だ。

中村自身、現役時代の2019年、39歳の誕生日直後に左膝前十字靱帯を損傷した経験がある。約10カ月に及ぶ長期のリハビリを経て翌シーズン途中に復帰し、復帰戦では負傷した左足でゴールを決めるという劇的な復活を遂げ、40歳のシーズンを最後に現役を締めくくった。

その中村がXで、「39歳で断裂したけど復帰できた」と長友の投稿を引用しながら、「焦らず、自分のペースで」と後輩へ言葉を送っている。長友にとってはクラブの垣根を超え、代表で長く共に戦ってきた先輩からの、何よりのエールだった。

引退ではなく続ける理由

代表を外れ、大ケガも負った40歳。普通なら「引退」の二文字が頭をよぎってもおかしくない状況だろう。

しかし、長友の言葉からはその選択肢は微塵も見えてこない。代表への思いを持ち続けながらも、現役続行を決めた最大の理由として長友が挙げているのは、FC東京で優勝してシャーレを掲げるという夢だ。

39歳で同じケガを乗り越えた先輩の存在が、その険しい道のりをどこまで後押しするのか、長友の今後の動向に注目が集まっている。

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