【呪縛か!?】織田裕二「もう一度和久さんと」14年ぶり青島に見た“当たり役”の功罪

1997年、"青島"誕生の衝撃

『踊る大捜査線』は1997年、フジテレビの連続ドラマとして誕生した。織田は当時すでに『東京ラブストーリー』のヒットで人気を集めていたが、この作品で演じた"青島俊作"がその後の俳優人生を決定づける存在になったとされる。

映画シリーズ8作品で累計動員3863万人、累計興行収入524.1億円を突破し、邦画実写の金字塔と呼ばれる社会現象に発展した。

当たり役は功か罪か

ただ、これほどの成功は、時に諸刃の剣にもなる。織田はその後も海外ドラマへの挑戦や『世界陸上』MCなど幅広く活動を続けてきたが、世間の視線は常に「青島俊作役の織田裕二」という一点に収れんしがちだったとの見方もある。

大きすぎる当たり役を持つ俳優が新たな役柄で評価されにくくなる現象は芸能界では珍しくなく、織田自身もその重みと無縁ではいられなかったのではないか――という見方も根強い。今回のスペシャルで本人が涙腺を緩ませたのも、この役がもはや単なる代表作ではなく、30年という時間そのものを背負った証左だと受け取ることもできるだろう。

呪縛か、唯一無二の財産か

一方で織田は、完成報告イベントで「なんで14年間もやらなかったんだろう」「早くまたやりたい」と続編への強い意欲を語ってもいる。かつては距離を置く時期もあったとされる"青島"だが、今は自らその重みを引き受け直しているようにも映る。呪縛か、それとも唯一無二の財産か――その答えは、本人が一番よく分かっているのかもしれない。

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