阪神・佐藤輝明「100億円級」契約も!? 米メディアFAランキングでまさかの「全体2位」

鈴木誠也選手も5位と米マスコミから高評価


◆ 「でも三振が多い」米メディアが突きつけた冷徹な弱点

100億円級の可能性まで指摘された佐藤だが、当然ながら米メディアが手放しで絶賛しているわけではない。大金が動くメジャーのスカウト目線らしく、かなり冷徹で具体的な「弱点」も突きつけている。

最大の懸念材料として挙げられたのが、三振率26.9%、コンタクト率66.6%という数字だ。特にコンタクト率はMLB平均を約11ポイントも下回る。

しかも、その数字を「日本より平均球速の遅いNPBの投手を相手に残している」という点が、現地では重い課題として捉えられているのだ。さらに三塁・右翼の守備についても「プラスの評価ではない」と一蹴。コンタクト能力と守備面に関しては、極めてシビアな現実を突きつけている。

◆ 村上宗隆は「2年契約」…岡本和真は4年6400万ドル

記事では、佐藤の未来を占う比較材料として、過去にNPBから渡米した日本人打者のリアルな契約例も引き合いに出されている。

25歳で元MVP、「80グレード」と評価される破格のパワーを持ちながらも、コンタクトや守備への懸念から市場では2年契約にとどまった村上宗隆。三塁守備の懸念を抱えながらも、ブルージェイズと4年6400万ドルの大型契約を結んだ岡本和真。

いくら日本で圧巻の数字を残しても、弱点や課題をどう評価されるかで契約規模は天地ほど変わる。前例があるからこそ、「果たしてサトテルは村上や岡本を超える超大型契約を勝ち取れるのか?」というドラマが生まれるのだ。

◆ 「1球団でも惚れ込めば…」サトテルの運命を左右するMLB市場

なお、同ランキングではカブスの鈴木誠也も全体5位にランクインしている。メジャーで4年連続20本塁打を放ち「確固たる実績」を積み重ねた鈴木と、NPBから巨額契約のポテンシャルを評価された佐藤。日本人打者2人がトップ5に名を連ねたことも、異例の事態といえる。

結局、FA市場を動かすのはデータや数字だけではない。たった1球団が「この選手が欲しい」と惚れ込めば、評価が一気に跳ね上がる――。『MLB Trade Rumors』はそんな市場の特殊性にも触れ、佐藤にも一獲千金のチャンスがあると示唆している。


◆ 阪神残留か、メジャー挑戦か…サトテルの「オフ」が一気に熱くなる

『MLB Trade Rumors』は、佐藤が今冬にメジャー球団向けにポスティングされると見込んでいる。

もちろん、これはあくまで同メディアによる市場の見通しであり、現時点で阪神球団からポスティング容認や移籍決定の発表があったわけではない。

ペナントレースを戦う阪神の主砲・佐藤輝明。シーズンが終わったその先で、米メディアが弾き出した「FA市場全体2位=100億円級のポテンシャル」という衝撃の試算がどのような結末を迎えるのか。100億円級ともいわれるサトテルの“値札”は、果たしてどこまで膨らむのか。シーズンオフの動向から目が離せそうにない。

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