元組長の隠れ家、まずい居酒屋に通う本当の理由【裏社会のグルメ事情・後編】

「一見お断り」高級店の真実とグルメクイズの夢

最近は「予約何年待ち」だの「住所非公開」の店が増えましたが、結局ただの会員制。金と人脈で経営者と繋がれば、ギャラ飲み女子連れの馬鹿でも入れてしまいますからね。マスコミで紹介される頃にはすっかり客層が荒れていて、せっかくの料理も台なしですよ。

その点、僕が厳選して足繁く通っているのは、店主が徹底した信念を持っている数店舗のみ。マナーを知らない客はもちろん、味の違いが分からない馬鹿舌も「予約がいっぱいです」と、次回から入店を断られて実質出禁となるような店ばかりです。

当然、一日数組限定で、カップルで来る客が多いですが、僕は必ず一人で行きますね。料理を提供される際に簡易的な説明こそありますが、一人で行けば店主が話し相手になってくれて、より詳細に解説してくれますから。

店主とて食材一つ選ぶにもこだわりにこだわり抜いているわけですから、本当はこうしてプレゼンしたいものなんです。

こちらもそれを聞いてから口にすれば味の深みがまったく違いますし、勉強にもなる。僕と同じ意図でこうした店に通う一人客は案外多く、その大半が有名料理店の経営者だったりしますね。

実は、僕には某「格付け番組」にGACKTの相方として出演する夢がありまして。そのため、たまに店主がダミー料理と本物の料理を並べてクイズにしてくれたますが、現在の勝率は6割程度。運任せで選んだ結果とほぼ変わりません(笑)。

この数年で食事に軽く「億」は使ったんですけどね。GACKTへの道はまだまだ遠いですよ。

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