9月に、約10年間もレギュラーを務めたフジテレビ系の『ホンマでっか!? TV』を突如、降板。番組内での花束贈呈などもなく、エンディングでテロップを流すだけだったため、降板理由がさまざまな憶測を呼んだマツコ・デラックスの引退説がくすぶっている。
「『ホンマでっか』は、世話になったスタッフが外されたことに激怒して降りたと一部で報じられているが、他にも根深い理由があるんです」(他局のバラエティー番組スタッフ)
マツコは、お笑いコンビ『くりぃむしちゅー』のチーフマネジャーだったA女史が設立した芸能プロ・ナチュラルエイトに所属。毒舌キャラで大ブレークし、今や民放キー局すべてでレギュラー番組を持ち、CMも多数抱えている。
しかし、生みの親ともいえるA女史が週刊誌『女性自身』の直撃に答え、「今のキャラのままで、これからずっと将来も、というのはやっぱり難しい」と答えるなど、岐路に立たされていることを認めた。
有働由美子が引き金で「マツコ共演NG」…
「実は、同じナチュラルエイトに所属する有働由美子がNHKを辞める際、大手芸能プロによる争奪戦が展開されたんです。結局、有働はプライベートで仲が良かったマツコが所属するナチュラルエイトを選んだ。このことを逆恨みした某大手芸能プロが、有働ではなく、マツコに対して共演NGを連発。明石家さんまがメインで、マツコはレギュラー陣の1人という扱いの『ホンマでっか』でも共演NGをやられ、責任を感じて降板したという説もあるんです」(同・スタッフ)
同じ『女性自身』では、A女史が「近い将来、この会社もたたむつもりだから」と公言し、社員のリストラなどにも着手していると報じられている。
「A女史は、コロナで経営が厳しくなっていると説明。マツコも自粛期間中に、将来的なことを考えたようです。これまでは耐えられた大手芸能プロの〝圧力〟も、コロナで弱気になったことで、しんどく感じるようになったのかも」(芸能記者)
〝マツコの知らない〟芸能界の闇――。