趣里が絶好調! 父・水谷豊の名前が不要になった“二世女優”の現在地

趣里(C)週刊実話Web
女優・趣里(35)の勢いが止まらない。現在主演を務めるテレビ朝日系木曜ドラマ『大空港~GATE24~』では、鋭い観察眼を持つ税関職員・森万智を好演。テレビ朝日系連続ドラマ初主演ながら、眞栄田郷敦、板垣李光人、松雪泰子ら豪華共演陣の中心に立っている。

さらに9月10日、『週刊女性PRIME』は、趣里が2027年1月期のフジテレビ系“月9”ドラマで主演に内定していると報じた。フジテレビは正式発表していないものの、実現すれば趣里にとって初の月9主演になるという。

一方、夫・三山凌輝(27)を巡っては今年7月、元宝塚歌劇団の花乃まりあと2人で時間を過ごしていたことが報じられた。双方の事務所は2人で過ごしたこと自体を認めつつ、舞台の役作りが目的だったと説明している。

そんな落ち着かない状況下でも、趣里は主演ドラマの撮影を継続。9月7日放送の『キョコロヒー』では、共演する齊藤京子が『大空港』の現場について「過去イチくらいチームで仲良くなってます」と語るなど、現場の良好な雰囲気も伝えられている。

しかし、現在の趣里を見ていると、ある大きな変化に気づく。

かつて彼女を紹介する記事には、決まって「水谷豊と伊藤蘭の娘」という説明がついていた。それが今では、両親の名前を書かなくても十分に記事が成立する女優になっているのだ。

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“水谷豊の娘”から実力派女優へ

趣里が俳優として強烈な印象を残した作品の一つが、2017年のTBS系ドラマ『リバース』だ。夫への執着を見せる村井香織役で存在感を放ち、翌2018年の『ブラックペアン』では、二宮和也演じる渡海征司郎を支える看護師・猫田麻里を好演した。

猫田はセリフの多い役ではない。趣里自身も当時、表情や目の動きでどう表現するかを意識していたと語っている。そんな役が支持され、2024年の『ブラックペアン シーズン2』にも同役で出演した。

2018年公開の主演映画『生きてるだけで、愛。』では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。そして決定的な転機となったのが、2023年度後期のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』だった。ヒロインを務め、歌と踊りを交えた難役を演じ切ったことで、趣里という名前は幅広い世代へ浸透した。

朝ドラ後も勢いは続く。2024年の『モンスター』ではゴールデン・プライム帯連続ドラマ初主演。そして現在の『大空港』では、テレビ朝日系連続ドラマ初主演を任されている。

二世という肩書きが“足かせ”になる段階へ

もちろん、父が『相棒』シリーズの水谷豊、母が元キャンディーズの伊藤蘭という芸能一家に生まれたことが、デビュー当初の注目につながった面はあるだろう。

しかし、二世タレントにとって本当に難しいのは、芸能界に入ることではない。親の名前なしで評価されるところまで到達できるかだ。

趣里の場合、『リバース』『ブラックペアン』『ブギウギ』『モンスター』と、作品の規模も役柄も変えながら実績を積み上げてきた。現在、『大空港』で主演を張る姿を見れば、“水谷豊の娘だから起用された”という説明だけでは、もはや説得力がない。

むしろこれからは、「水谷豊の娘」という肩書きのほうが、趣里本人のキャリアを見るうえで余計な先入観になる可能性すらある。

報じられている月9主演まで実現すれば、朝ドラヒロイン、GP帯連ドラ主演、そして月9主演という王道を歩むことになる。

二世女優は、いつ親の名前から卒業できるのか。

趣里にとって、その答えはもう出始めているのかもしれない。

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