「神社で踊っていいの?」伏見稲荷のダンス騒動で波紋…巫女が踊る「福島八幡宮」公式SNSへの批判と意外な再興劇

伏見稲荷大社も9月7日、公式サイトで「境内での参拝マナーについてのおねがい」を掲載
京都・伏見稲荷大社の境内で、外国人観光客らがダンス動画を撮影し、参拝者の通行を妨げているとしてSNS上で批判が殺到している。世界的ギタリストのマーティ・フリードマン氏がX(旧Twitter)で自制を求めたほか、新日本プロレスのHENARE(ヘナーレ)選手も該当者に謝罪や寄付を要請するなど大きな波紋を呼んだ。

マオリ系ニュージーランド人であるHENARE選手は、今回の動画がマオリの伝統的な踊りを用いたものであったことにも触れ、神聖な場所への敬意という文化的な観点からも苦言を呈した。

これを受け、伏見稲荷大社も9月7日、公式サイトで「境内での参拝マナーについてのおねがい」を掲載。「参拝者の通行を妨げるダンスパフォーマンス等、神域の尊厳を損ない、他の参拝者のご迷惑となる行為」について節度ある行動を呼びかける事態となった。

千本鳥居という狭い参道(通路)を占拠し、一般の参拝者が窮屈そうに避けて通らざるを得ない状況を作ったことこそが、神域の尊厳を損なう「通行妨害・迷惑行為」として問題視されたのだ。

◆ 「これを見たら踊っていいと思う」…福島八幡宮の公式SNSに集まった批判


しかし、この騒動は「外国人観光客のマナー違反」だけにとどまらず、意外な方向へと議論が飛び火している。SNS上で注目を集めたのが、福島八幡宮(福岡県八女市)が公式SNSで発信している「巫女や職員が境内で楽しそうに踊る動画」の存在だ。

これに対し、X上では「神社の公式アカウントで踊っているのを見たら、外国人が『神社は踊ってもいい場所だ』と勘違いしてもおかしくない」「日本の神聖な場所だから踊るな、という主張が通りにくくなる」といった疑問や批判の声が相次いだ。

実際、神社に仕える関係者とみられるユーザーからも「装束を着たら走るのも騒ぐのも厳禁」「職員は神社の風景の一部として行動するよう教わってきた」といった投稿が寄せられ、公式広報の行き過ぎた“ノリ”に対して落胆する声も目立っている。

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