Koki,、ヴェネツィア黒レース衣装で再燃! 日本で「代表作が定着しない」ジレンマ

「キムタクの次女」という武器と壁

もっとも、その要因には彼女のバックグラウンドを指摘する声もある。

「Koki,には、デビュー当初から『木村拓哉と工藤静香の次女』という強力な肩書きが付いて回った。本来なら大きなアドバンテージのはずが、裏を返せば、何をしても“あの二人の娘”という枕詞から逃れられない宿命でもあるからです」(芸能関係者)

事実、父・木村拓哉には『HERO』『ロングバケーション』など、幅広い世代に知られる代表作が数多く存在する。その存在があまりにも大きいだけに、娘の実績も常に父と比較されてしまうこと自体が、Koki,が女優業を続ける上での難しさなのかもしれない。

海外での評価と国内の知名度は別物か

「Koki,が歩んできたのは、国内テレビでの露出を積み重ねる従来型の女優ルートというより、モデル→海外ブランド→海外映画→国際映画祭という、いわば“セレブ型”のキャリア。この路線は海外でのブランド価値を高めるには有効でも、それがそのまま日本国内での国民的スターへの道につながるとは限らない。『世界で名前を売ること』と『日本でスターになること』は、そもそも評価軸が異なっている——今回のヴェネツィアでの一幕は、そんな問いを改めて投げかけているのです」(前出・芸能担当記者)

モデルか、女優か、それとも“セレブリティ”か。華やかな海外の舞台に立つたびに注目を集めるKoki,だが、「あの映画、あのドラマのKoki,」と呼ばれる1本が日本で広く定着する日は来るのか。今後の作品選びが、彼女の“現在地”を物語っていくことになりそうだ。

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