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羽生結弦が挑む“人類初の超大技”!北京五輪に向けアイスショーでテストか

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フィギュアスケートの羽生結弦が東京五輪を凌駕する!?

7月9日に開演するアイスショー『ドリーム・オン・アイス2021』に羽生の出演が決まっているが、同大会は来年2月の北京冬季五輪を見据えた前哨戦となりそうだ。

「3月の世界選手権で2位と健闘した鍵山優真のほか、女子も紀平梨花、坂本花織といったトップクラスが出演します」(スポーツ協会担当記者)

前哨戦と称される理由は、出演者の豪華さだけではない。羽生が「北京五輪を意識したプログラムをテストする」との情報が浮上しているからだ。『ドリーム――』は〝日本代表エキシビション〟と銘打たれており、羽生の力の入れようは相当なものだという。

「今年4月の国別対抗戦でのことです。羽生は公開練習で『クワッドアクセル』(4回転半ジャンプ)をテストしていました。6回チャレンジして、まだ成功はゼロでしたが…」(テレビ局スポーツ部員)

苦しんでいる人たちへのメッセージ

前人未到の離れ技を習得するため、羽生は練習を積み重ねてきた。本番で成功させれば、もちろん「高得点」は間違いない。五輪3連覇もグッと近付いてくるが、羽生がクワッドアクセルに挑戦していることは、世界中のライバルたちも周知で、北京大会では対策も講じられるはずだ。

そして、この離れ技には「演技点」などのプラスアルファが必要になるので、「羽生がアイスショーで新プログラムをテストしてくる」と、関係者たちが注目しているのだ。

「羽生はインタビューを受けるたびに、新型コロナウイルスによる閉塞感や、困窮する人たちへの思いを口にしています。フィギュアでの演技は、苦しんでいる人たちへのメッセージだと話していました」(同・スポーツ部員)

国民感情を無視して開催を強行し、カネや利権の話ばかりが伝えられる東京五輪とは大違いだ。

アイスショーは日程的に五輪と重ならないが、どちらに好感が持てるかは言うまでもないだろう。4回転半の偉業で、モヤモヤ感を吹き飛ばしてもらいたい。

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