仲里依紗『Tokyo middle 30』視聴率2%台でもTVer首位 “配信女王”の稼ぐ力

仲里依紗(C)週刊実話Web
現在、放送中の連続ドラマ『Tokyo middle 30』(フジテレビ系)が、世帯視聴率2%台の低空飛行を続けている。

タワマン主婦の悩みといった設定に、SNSでは厳しい声も上がっている。しかし、当のフジテレビ局内では「してやったり」との声もあるという。そのカギを握るのが、主演の仲里依紗(36)がもたらす“莫大な金”の動きだ。

「実はこのドラマ、見逃し配信の『TVer』では毎話トップクラスの再生数を叩き出しています。今やテレビ局の収益源は、世帯視聴率だけではなくネット配信時の広告収入も重要になっている。地上波の数字が悪くても、コア層が配信で回してくれれば、局にとって大きな収益源になるビジネスモデルなのです」(キー局編成担当者)

実際、7月22日放送の初回は世帯3.2%、個人1.5%。第2話は世帯2.4%、第3話は2.8%、第4話と第5話も2.8%と、地上波では厳しい数字が続いてきた。

そして8月26日放送の第6話も、世帯2.7%、個人1.4%だった。

その一方、TVerでは第6話が8月28日時点のドラマランキングで1位に浮上。地上波視聴率と配信人気で、対照的な結果を見せている。

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YouTubeという強力な“集客装置”

本作には約14年ぶりのフジテレビ系連ドラ復帰となる、のん(33)も出演している。彼女の出演料は“ご祝儀価格”で、1話あたり150万円とも200万円ともささやかれるが、費用対効果でいえば仲の圧勝だという。

「仲のギャラも1話150万円~と同等クラスですが、彼女には自身のYouTubeチャンネルという強力な集客装置がある。すっぴんでドン・キホーテの爆買いを披露するなど、女優の虚像を捨てた“リアルな主婦の顔”で稼いでおり、YouTube関連の年収だけでも、ゆうに1億円を突破しているはず。極度の人見知りだった彼女がここまで化けたのは、“コミュ力おばけ”の夫・中尾明慶の処世術を吸収し、セルフプロデュース術を開眼させたからです」(芸能記者)

この「飾らない素顔」が30~40代の女性層にブッ刺さっている。

ドラマの演出が古臭いとの声があろうと、「あの仲里依紗がやっているドラマ」としてネット上で取り上げられ、結果的にTVerでの視聴につながっているというのだ。

「自身のファンを配信に誘導できる仲は、テレビ局からすれば歩く広告塔。ギャラ以上の働きをしてくれます」(前出・編成担当者)

第6話まで2%台でも配信では存在感

『Tokyo middle 30』は、中国でヒットしたドラマ『Nothing But Thirty』を原作に、35歳の女性3人の恋愛、仕事、家庭を描く日本版リメイク作品。仲にとってはフジテレビ系連続ドラマ初主演作となる。

8月26日には第6話まで放送され、9月2日に第7話を控えている。

地上波では、第2話以降5週連続で世帯視聴率2%台。数字だけを見れば苦しい状況に変わりはない。

しかし、最新話がTVerのドラマランキングでトップに立つなど、配信では違った存在感を示している。

テレビ番組の価値を地上波の世帯視聴率だけでは測れなくなった現在、自前のYouTubeやSNSでファンを抱え、視聴者を配信へ誘導できるタレントの価値は今後さらに高まりそうだ。

ネットとテレビをマタにかけ、巨額のマネーを動かす仲こそが、現代の放送ビジネスにおける真の「視聴率女王」なのである。

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