“億り人”ならぬ“億り横領”…相次ぐ経理女性の暴走はなぜ止まらない

上野警察署

女性経理担当者の横領事件が新たに発覚した。この手の犯罪といえば、今年4月に懲役9年の実刑判決が確定した元三菱UFJ銀行支店長代理の今村(現山崎)由香理(47)受刑囚の貸金庫事件が記憶に新しいが、8月13日、業務上横領容疑で警視庁上野署に逮捕されたのは、中古品買い取り販売「コメ兵ホールディングス」の子会社『セルビー』の経理責任者だった林銀容疑者(46)だ。

1億200万円を10回に分け送金

「林容疑者は偽の投資話に引っかかり、会社の資金から損失額を補填していた。総額は1億200万円とされ、昨年の11月から12月にかけて、10回にわたり自分の口座に入金。利益が出たら戻そうとしていたとも話しているようですが、結局、資金が底をつき、会社側に打ち明けざるを得ませんでした」(社会部記者)

コメ兵はこうした事実を昨年末に公表し、林容疑者を懲戒解雇していた。

「コメ兵は日ごろから上司の承認を得ない送金業務を林容疑者に一任していたようです。三菱UFJ事件と同様に大手企業のずさんな管理体制が浮き彫りになりました」(同)

今村受刑囚はFXと競馬で浪費

林容疑者も今村受刑囚も結果的に“億”という金にまで手を出していたことになるが、その使い道は?

「林は偽の未公開株投資サイトへのつぎ込み、今村はFX(外国為替証拠金取引)と競馬にハマっていました。

経理女性の横領事件は他にも

また今年5月には、オンラインカジノのために現金を着服したとして、児童福祉施設の経理担当だった野村朋子容疑者(31)が千葉県警に逮捕され、6月にはさらに960万円分の余罪で再逮捕されるという事件も起きています」(同)

折しも今年9月は、昭和の事件簿を飾った「三和銀行オンライン事件」から45年。経理女性の愛欲と金絡みの事件は、令和になっても続くのだろうか。

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