新庄ファイターズが狙う怒濤の逆転優勝! 「達孝太の復活」と球宴MVP男たちの“お祭り野球”

達孝太 インスタグラムより
プロ野球は後半戦が始まりすでに10日を数えるが、北海道日本ハム・新庄剛志監督(54)が初戦となった7月31日、マウンドを託したのは達孝太(22)だった。この試合で期待に応えた達は、6回を無失点に抑え、今季3勝目を手にした。

この1勝は大きい。前日に新庄監督は「僕の気持ちは伝わっていると思う」と何度も報道陣に話し、達も「自分に勝ちがつかなくても、チームが勝てば」と意気込みを語っていた。

「後半戦、3位の日本ハムと首位のソフトバンクのゲーム差は6でスタートしました。新庄監督は、後半戦を白星スタートさせる大切さを繰り返し語っていました」(スポーツ紙記者)

本来の実力からして、達が後半戦で今季3勝目というのは、球団からすれば誤算だっただろう。新庄監督はリリーフに配置換えさせたが、それは速いボールを投げるメカニズムを習得させるためだった。

「達が先発再転向の1戦目で一発回答し、チームの雰囲気も上々です」(同)

令和最多の球宴MVPを誇る日本ハム…清宮・万波という2大「お祭り男」

しかし、新庄劇場の逆転優勝のシナリオは、達の復活だけではなかった。MVP作戦も同時に"幕開け"していた。興味深いデータがある。今年のオールスター(球宴)のMVPは、第1戦が日本ハムの万波中正(26)、第2戦は中日・細川成也だった。

この球宴MVPだが、令和に元号が改まって以来、選出選手数がもっとも多いのが、日本ハムなのだ。今夏、万波が選ばれたことで「のべ4人」となった。埼玉西武、阪神、広島、東北楽天、千葉ロッテが1回ずつで、福岡ソフトバンクが2回。しかも、清宮幸太郎(27)は令和4年の第1戦、7年の第2戦で選ばれており、万波は令和5年の第2戦に続いて今回が2度目の選出となった。新庄ファイターズには「お祭り男」が2人もいるのだ。

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勢いに乗るクリーンアップ…ソフトバンク追撃へ始動した新庄劇場

今年の球宴には、伊藤大海、北山亘基、田宮裕涼、水野達稀、レイエスも選ばれた。レイエスはホームランダービーにも出場し、試合でも139㌔の巨漢で全力疾走するなど、ノリノリだった。

「清宮は昨季、球宴で復調のきっかけをつかみ、3年ぶりの規定打席数に到達しました」(同)

新庄監督は3番レイエス、4番万波、5番清宮の"お祭りクリーンアップ"で後半戦初戦を勝利した。MVP男2人とノリノリの出場選手たちが後半戦を活気づけ、チームが勢いを増す作戦だ。お祭り野球で、日本ハムの猛追撃が始まる。

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