紺野ぶるま特別インタビュー SOD高橋がなりの出演オファーを断った理由と「脱がない下ネタ」哲学

女性を笑わせられたときが一番うれしい

──おじさんの反応はどうですか?
紺野 意外に真面目そうな人が笑ってくれたりします。逆にちょっと尖ってたり、恥ずかしがったりするおじさんも多いですよね。

──しっかりおじさんの観察もされてるんですね。
紺野 おじさんしかいないんで。私のインスタインサイト(フォロワーの属性を調べる機能)で男女比を見ると、8割が男性なんです。最新だと9割に近いです。

──やっぱりおじさんに刺さる何かがあるんですね。おじさんがバカウケしてるとうれしいですか?
紺野 もちろんうれしいですけど、ぶっちゃけ、女性が笑ってくれる方がうれしいですね。おじさんは優しいじゃないですか。ヤッホーといえば、ヤッホーで返してくれますし。女芸人が出てくると、女性のお客さんはやっぱり厳しいんですよ。特におばさま方を下ネタで笑わせるのは、結構すごいことだと思うんですよ。

──確かにそうかも。
紺野 そんなおばさま方が、最近、笑ってくれるようになったんですよ。昔は私もビビってたのもあるし、まだ中途半端で年齢も若かったんだと思う。今は割とドシッとしちゃってるんで、おばさま方も「なんかお姉さんがやってるわ」みたいに安心して見てくれてる気がします。お題をもらうときは1人も手が挙がらないのが普通で、いてもおじさんだったんですが、最近は女性の方が挙手してくれたり、競輪場の営業だと若い女性のお題が続くこともあります。何かが変わり始めた感覚で、それはめっちゃ楽しいですね。

「週刊実話」7月30日・8月6日号より

紺野ぶるま(こんの・ぶるま)=1986年9月30日生まれ、東京都出身。松竹芸能所属。下ネタを巧みな言葉遊びへと昇華させた独自の芸風で注目を集め、『Rー1グランプリ』や『女芸人No.1決定戦 THE W』などの賞レースで活躍。バラエティー番組をはじめ、ラジオや執筆など幅広い分野で活動している。2025年に小説『お腹が減りませんように、満月まで届きますように』(幻冬舎)を上梓。