年商25億インフルエンサーはなぜ脱税に走ったのか 宮崎麗果の"稼ぎすぎた代償"

宮崎麗果インスタグラムより

SNS上に40万人超のフォロワーを抱え、女性を中心に絶大な支持を集めてきたインフルエンサー「宮崎麗果」こと黒木麗香被告(38)に、東京地裁が7月15日、懲役2年6カ月・執行猶予4年の有罪判決を言い渡したことが話題を呼んでいる。

同被告はインフルエンサーとしての発信力を武器に、企業案件やブランドとのタイアップを取り仕切る広告代理店を設立。SNSでは高級ブランド品を身にまとった華やかな生活ぶりを発信してきたが、その彼女がなぜ法人税法違反の罪に問われることとなったのか、また脱税額に対して刑が軽いのではないかとの批判もあり、物議を醸しているのである。

1.5億円、脱税に至った巧妙な手口とは

社会部記者が脱税の内幕をこう語る。

「黒木被告は2021年から2024年にかけて、知人男性2人に虚偽の領収書作成を依頼。実態のない業務委託費を架空計上する手口で、自身と自身が代表を務める会社の所得約4億9600万円を意図的に隠し、法人税・消費税など合わせて約1億5700万円を脱税した。この容疑で東京国税局の告発を受け、2025年12月に在宅起訴されていたのです」(司法記者)

今年5月の被告人質問で、検察側から脱税の認識について問われた黒木被告は「節税と脱税の違いがわからない部分があり、間違ってやっていいスキームだと言い聞かせてしまった」と弁明したと報じられている。だが、検察側は「多額の架空経費を計上した計画的かつ常習的な犯行で、脱税で得た利益を自ら享受しており強い非難に値する」として懲役2年6月を求刑。会社側にも罰金5000万円を求刑していたのだ。

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「甘すぎる」執行猶予付き判決に賛否

7月15日の判決で裁判官は「強固な犯意に基づき、一定の計画性を備えている」「納税額を減らしたいという身勝手な考えによるもので行為責任は重い」と厳しく指摘した一方、修正申告と脱税分の全額納付をすでに済ませていることを考慮し、執行猶予付きの判決となった。

ただ専門家によれば、脱税額が1億円を超える事案では実刑となることもあるとされ、今回の執行猶予は納税状況などを踏まえたぎりぎりの判断だったとの見方も示されている。判決を受けてネット上では「1億円以上も脱税して執行猶予は甘すぎるのでは」といった疑問の声も相次いでいるのだ。

母として、経営者としての再起への道

「法廷で黒木被告は『社会に大きな迷惑をかけ、申し訳ございませんでした。深く反省し、母親と経営者に戻ってこれから頑張っていきたい』と謝罪した。だが、3度の結婚歴があり、5人の子供がいるとも伝えられる同被告は、"年商25億"とも紹介される成功を手にし、セレブな一面を見せていたため、身勝手な犯行が大きな反感を招いているのです」(同)

今後は執行猶予期間中に経営者・母親として再起の道をどう歩んでいくのか注目が集まりそうだ。

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