妻の転生先はまさかの掃除機!? 笑って泣ける異色ホラー『ユースフル・ゴースト』【LiLiCoオススメ肉食シネマ 第333回】

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【LiLiCoオススメ肉食シネマ 第333回】『ユースフル・ゴースト』
粉じん公害が深刻化するタイのバンコク。愛する妻ナット(ダビカ・ホーン)を呼吸器疾患で亡くしたマーチ(ウィット・ヒンマラート)は、悲嘆に暮れる日々を過ごしていた。そんなある日、彼のもとに亡くなった妻が掃除機の姿になって戻ってくる。その頃、マーチの家族が経営する工場では、死亡した従業員の霊が機械に憑依し、操業停止を余儀なくされていた。

ホラーなのに笑いが止まらない

お仕事お疲れさまです。今のところ今年イチ「私は一体、何を見せられているのか!?」と思わず考え込んだ作品です。でも、なんか人に話したくなります! お付き合いください。

タイ・フランス・シンガポール・ドイツの合作でタイ発の奇想天外なホラー、『ユースフル・ゴースト』。舞台はバンコク、妻のナットを亡くして悲しみのどん底にいるマーチのもとに、なんと妻が戻って来ます。掃除機として…。

えーっと、目を疑ったかもしれませんが、合ってます。2013年に公開されたインド映画『マッキー』はご存じですか? 亡くなった男性が、好きだった女性の元へと戻る。ハエとして…。オマージュを感じますが、掃除機には命がないですよね…。設定をまず疑いました。

掃除機がコロコロとゆっくり夫の元へと近づいて、ノズルで愛する彼のシャツのボタンを愛おしく開けて頬擦りする。まぁ頬擦りというか、掃除機ですからね。愛してるのサインって感じ? もちろん、誰もナットが掃除機になって戻って来たなんて信じるはずもなく、こっそり覗いてる仲間たちは、マーチが掃除機と愛し合ってる姿にドン引き(撮影現場はきっと大笑いだったと想像します)!

“掃除機”といえども、その姿を借りて愛する夫の側にいられるのはとても素敵なことですが、マーチの家族が経営するこの工場では、いろいろ良くないことが起こっています。そんなとき、このロマンスが入って来るので閃きます。“あっ、これはコメディーだなぁ”と。

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