70代男性の半数が「働かなくてもいい状況でも働きたい」 シニアの労働意欲が浮き彫りに

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マイナビが60~70代のアルバイト就業中の男女を対象に行った「シニアのアルバイトに関するライフエンゲージメント調査」によると、「働かなくてもいい状況であっても働きたい」と回答したのは、70代男性が50.7%で半数以上を占めた。60代の女性も44.4%で、シニア層の労働意欲が浮き彫りになった。

「健康・社会接点・自分の生活費」が上位に

目的は「健康維持」「社会との接点」「自分の生活費のため」が上位で、経済的なメリットだけでなく健康や孤独の不安を緩和する手段の一つとなっているようだ。

「長年勤めた会社を定年して家でも居場所がなく、外出する予定もほとんどないのでストレスばかりの日々でした」(68歳男性)

これまで働いたことがない異業種の飲食店などでアルバイトすることで、心身共に健康になり、生きる張り合いが出たという。

「今まで専業主婦で働いた経験がなかったのですが、友人に誘われてスポットワークをしています。月に数万円程度ですが、ありがたいです」(60代女性)

65歳以上を1年以上雇えば助成金が出る

大手ファストフードや外食チェーンでも、人手不足でシニア雇用を積極的に行っている。企業は65歳以上の人材を1年以上雇用すると、国から助成金を受給できるメリットがある。また、外国人や学生アルバイトが減少する中、スポットでもいいから働いてほしいという声も多い。

「最低時給は上がりましたが、良い人材の応募がなく、常に慢性的な人手不足です」(飲食店オーナー)

「威圧的・手抜き」トラブルには試用期間を活用

一部のシニアには「過去の栄光や肩書にこだわり、若いスタッフにも威圧的な態度を取る」「手抜きが多くて業務に支障が出る」といったトラブルもあるが、試用期間を活用して双方のミスマッチを防ぐことも重要だという。

激動の昭和を生き抜き"働き者"と重宝されたシニアの時代が訪れつつある。

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