「盗塁」はドロボーで「犠打」は残酷?宮城県高野連が躍起になる“言葉のクリーン化”にツッコミ殺到



高野連に「時代遅れ」「感覚が古い」「老害」の声

高野連をめぐっては「時代遅れ」「感覚が古い」「老害」と受け取られやすい報道が多い。暴力・いじめ問題への対応、会長の辞任を伴う不祥事、そして大会運営の保守性が目立つ。どれもSNSでは「本質より表面的な対応が先行している」と批判されるテーマとなっている。

まず、部活動をめぐる暴力やハラスメントの問題がたびたび浮上している点がある。高校野球では、選手への強すぎる指導や体罰、いじめの問題が報じられるたびに、組織としての対応の遅さや再発防止策の弱さが批判されてきた。SNSでは「まずは選手を守る体制を整えるべきだ」という声が根強い。2025年、部内のいじめ問題が直前に発覚するも、夏の甲子園に強硬出場した広陵(広島県代表)がいい例だろう。

また、26年4月には連盟の寶馨(たからかおる)会長が「一身上の都合」を理由に突然辞任した件がある。連盟は「会長に関する事案が発覚し、審議委員会で扱うべき内容が確認された」として厳重注意としたが、詳細は「関係者の名誉やプライバシーに関わる」として公表しなかった。前代未聞の任期途中でのトップ交代に加え詳細は闇の中では、閉鎖的だと受け止められてしまう。

大会運営や制度面での変化の遅さも深刻だ。炎天下の開催や地方大会と甲子園の仕組み、伝統を優先する判断などをめぐって、「現場の安全や選手の負担より慣習が優先されている」と見られることがある。いま議論になっている7回制についても、「本当に選手のためになっているのか?」という疑問が残り、試合時間の短縮を掲げながら、実際には選手の負担軽減や競技環境の改善につながっているのかを検証すべきだという見方が出ている。高校野球は人気が高い一方で、古い体質が残っていると受け止められやすく、「老害」と言われる土壌になっている。

宮城県高野連は、教育的観点から用語見直しを検討しているものの、具体的な代替表現や運用基準はこれからの議題だとしている。現場では言葉の置き換えによる影響を慎重に見極める必要があり、今後の議論の行方が注目される。

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