佐藤二朗問題で業績不振、退社ラッシュに拍車!? フジテレビの地に落ちた自浄作用



佐藤二朗(C)週刊実話Web

フジの発表とドラマ制作現場にも決定的なズレ

しかし、佐藤の降板報道に待ったをかけたのが、『踊る大捜査線』とスピンオフドラマを手掛ける本広克行監督だ。4日、自身のXに「降板じゃないから!一旦中止して整えてるだけ…映画『踊る大捜査線N.E.W.』の撮影が終わってからずっと考えていた構想だから絶対に完成させたい!佐藤二郎VS青島刑事 この芝居対決は面白いに決まってる!」と投稿。フジ側の思惑と“身内”の制作陣とは決定的なズレを露呈している。

「また、渦中の『夫婦別姓刑事』で脚本を手掛けた矢島弘一氏も5日、自身のニュースレターで『今回起きた“本当のこと”は、あの作品に関わった当事者にしかわからない』と強調。制作現場との温度差が浮き彫りとなった。フジ局内で判断がまとまっていないように見えることは、外部からは統制不全として映る。放送局が危機時に最も必要とするのは、個別の炎上を抑えること以上に、社内の認識をそろえ、説明の軸を一本化すること。その意味ではフジの自浄作用は『地に落ちた』といえるのです」(メディア評論家)

自浄作用がうまくいかないツケ…止まらない退社ラッシュ

自浄作用がうまくいかないと制作側の萎縮や不信感を招きやすくなり、優秀な人材が離れていく土壌にもなる。実際、フジでは中居問題以降、人気アナウンサーや社員の流出が止まらない状況で、2026年に入っても竹内友佳アナ、小澤陽子アナ、勝野健アナらの退社が続いた。

フジはアナウンス室の独立などの見直しを進めているが、組織が安心して働ける場所として機能していないのは明らかだろう。その意味では、今回の佐藤二朗問題は、同社の業績不振と退社ラッシュにとどめを刺す事態にもなりかねないのだ。

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