「ギャラはもらっていない」の一言が命取りに 宮迫博之・闇営業問題が物議を醸した失言の代償【スター失言史 第2回】

吉本との契約解消、地上波キャリアが停止

やがて金銭授受の事実が明らかになると、世論の風向きはさらに厳しくなった。2019年7月19日付で吉本興業との契約が解消され、長年築いてきた地上波でのキャリアは一時停止を余儀なくされた。

この時のネット世論を夕別の芸能デスクはこう分析する。

「視聴者やファンが最も敏感に反応するのは、過ちそのものよりも『誠実な開示があったかどうか』だ。翌7月20日には田村亮とともに自主的な記者会見を敢行し、金銭授受を隠していた事実を告白して謝罪したことで一時は同情も集まったが、最初のボタンの掛け違いが尾を引いた。スポンサー企業が再び彼を地上波で起用するためのハードルは極めて高いものとなってしまったのです」

代償は決して小さくなかったその後もテレビ復帰への道は険しく、長年連れ添った相方・蛍原徹とのコンビ「雨上がり決死隊」は活動方針の相違などを理由に2021年8月17日に解散を発表。一連の問題が順風満帆だった芸能人生を覆した。

YouTubeと舞台で示す再起の可能性

しかし、宮迫のエンターテイナーとしての才能は、テレビという枠組みの中だけで収まるものではなかった。

「彼は活動の場をYouTubeなどのデジタルプラットフォームへと移し、持ち前の圧倒的なトーク力と企画力で、トップクリエイターの一人へと上り詰めています」(前出・芸能担当記者)

さらに、プロデュースした焼肉店『牛宮城』を開業して話題を集め、新たな活躍の場を切り開いた。近年では舞台への出演など、少しずつエンタメの現場への復帰も果たしており、その歩みを止めていない。

(第3回に続く)

【関連】宮迫博之と決別した大物俳優K 「地上波復帰プラン」消滅でいよいよ正念場