超ときめき宣伝部も活動終了──スタプラ解散ドミノで「ももクロ・エビ中は大丈夫か?」EBiDAN黄金期の裏でささやかれる主役交代の行方



■ FRUITS ZIPPER台頭とTikTokバズ依存の限界──女性部門が苦戦した市場環境

FRUITS ZIPPER

この割り切りの背景には、スタプラ女性部門を取り巻く「外部の市場環境の変化」という決定的な要因がある。

かつて超とき宣が「すきっ!」で切り拓いた「SNSバズ×王道かわいい」というビジネスモデルは、今やASOBI SYSTEM所属のFRUITS ZIPPERや、地下アイドルの雄であるiLiFE!といった外部勢力に、市場の主導権を大きく奪われてしまった。その象徴となったのが、新設された大型音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN(MAJ)」での明暗だ。超とき宣はノミネートされながらも落選し、同賞の「最優秀ガールズアイドルカルチャーアーティスト賞」に輝いたのはFRUITS ZIPPERだった。

バズ依存の先行逃げ切りが通用しなくなり、公の舞台でも後発に一歩の後れを取ってしまった。この市場での苦戦と、前述したEBiDANへのリソース集中という外形的なデータは、事務所が「勝てる市場への選択と集中」をより現実的に進めているのではないか、という見方を強めている。

■ ももクロ・エビ中はどう動く?スタプラ女性部門の未来を左右する「最後の砦」

ももクロやえび中の古参グループは安泰なのか・・・

スタプラ女性アイドル事業が大きな岐路に立っていることは間違いない。では、完全に「主役」は交代し、残された「最後の砦」である2組の未来も危ういのだろうか。ファンが今一番知りたいのは、まさにこの「ももクロとエビ中は本当に大丈夫なのか」という点だ。

結論から言えば、この2組が明日明後日にどうこうなるリスクは極めて低い。しかし、それぞれが今後乗り越えなければならない課題は、これまで以上に具体的で重いものになっている。

まず、結成18年を迎えた絶対王者・ももいろクローバーZ。彼女たちはすでにアイドルの枠を超えた国民的アイコンであり、ソロ活動も順風満帆だ。ただ、今後の焦点は「今後どれだけグループとして大型ドームやスタジアム規模の公演を維持し、現役のトップランナーであり続けられるか」にある。もしグループとしての象徴的な大型ライブの規模が縮小していけば、それはスタプラ全体の勢いに大きな影響を及ぼすことになる。

そしてもう一組、私立恵比寿中学。彼女たちは新メンバーの加入や新ユニット展開など、常に“攻めの構造改革”を自ら起こし、変化し続けることで歴史を繋いできた。エビ中がこの先も「スタプラの良心」として機能し続けられるかは、この攻めの姿勢をさらに加速させ、超とき宣らが手放さざるを得なかった若手・中堅層のファンをどれだけ巻き込んで拡大できるか、にかかっている。

僕たちの青春を彩り、今も最前線で踏ん張り続ける彼女たちが、この激動の過渡期をどう生き抜いていくのか。時代の変わり目だからこそ、ファンは祈るような気持ちと、彼女たちへの絶対の信頼を胸に、その一挙手一投足を見つめ続けている。

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