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ユーチューバー・Sachiインタビュー~あけすけ“性”トークで大人気

ユーチューバー・Sachi
ユーチューバー・Sachi (C)週刊実話Web 

本誌の読者なら、きっとハマるに違いない美人ユーチューバーを紹介しよう。その名はSachiさん。『さっChannel』という番組を持ち、登録者数はなんと47万人。動画は毎日更新されていて、その内容は性に特化しているのだ。タイトルをちょっと覗いてみると、「女性がフ○ラの時に考えていること」「男性の精液はどこに出して欲しい?」「中出しに対する女性のホンネ」などなど、ヘタな深夜番組よりよっぽど面白そう。なぜ、こんな美人が赤裸々に性を語るのか? その謎に迫った――。

彼女の話を聞く前に、ある日の動画の内容を少しだけ紹介しよう。タイトルは「フ○ラが好きな女性の見分け方」。Sachiさん自身の体験や感想を交えながら、その特徴を分析していく内容で、1つ目のフェラ好き女性の特徴は「フェラで抜こうとしてくる」と紹介。最後までイッてしまっても平気なタイプだという。これに対してSachiさん自身は濃厚な1ラウンドが好みなので、「フェラでイッてしまったらもったいない」と考えるが、イッてしまってもいいという女性は舐めっぷりで分かるのだという。2つ目の特徴は、「やたらと男性器を触ってくる」。これは何回かセックスをした関係に限られるが、愛しいからこそのスキンシップを男性器にも求めてくるところから判断できるのだという。

…とまあ、こんな感じで実にあけっぴろげ。潔いことこの上ない。番組の概要欄(動画の詳細や目的を書いたプロフィルのようなもの)を見ると、〈全性にオープンな婚活アドバイザー・アダルトグッズ評論家 女性と男性の幸せなラブライフを応援しています〉とあるのだが、これだけではよく分からない。まずはその生い立ちから聞いてみた。

――Sachiさんの原点はどこにあるんでしょう?

Sachi 小学校まではなんでもできて、優秀なタイプだったんです。自分に自信もあったので何事も積極的に取り組む子供でした。中学に入り、軽いイジメみたいなのがあったりして、そこから一気に自信がなくなり勉強もしなくなりました。他人に依存する性格になったのも、その頃です。

――性に対する目覚めは早かった?

Sachi 普通だったと思います。初体験は高2でした。ただ、これはYouTubeでも話しているのですが、JK時代はずっと中出しを彼に求めていました。相手の愛情を確かめたい、彼の遺伝子が欲しいと真剣に思っていたんです。以来、ずっと男の人に依存する生活で、彼氏と離れたくない、離れたら浮気されると思うから仕事もできない。そんな生活が28歳まで続きました。

女性の本音を男性に知ってほしい

――現在のパートナーは当時の彼なんですか?

Sachi 違います。紆余曲折があって、この人なら絶対に他の女の人には行かないだろうという安心感が得られる男性に出会ったんです。2016年でした。そこで初めて外に目が向き、起業しようと思い立ちました。

――いきなり会社を!?

Sachi 外国人男性と日本人女性専門のマッチングとか、恋愛コンサルタント業など色々とやってきました。その中で、婚活で悩んでる女性のためのサポートをしたいと婚活アドバイザーを始めたんです。何千人もの方の恋愛相談を聞いていくうちに、体の関係は重要で、みんなそのことで悩んでいるのに、それをパートナーに伝えられない女性がいかに多いかを知りました。逆に男性の話を聞いていると、全然分かってないなということが多くて。悩んでいるのに話せないって、どうしてだろう。せめて女性の本音を男性に知ってもらうきっかけ作りで発信していけたらいいなと思い「女性の本音」を語る形で発信を始めたんです。

ユーチューバー・Sachi
ユーチューバー・Sachi (C)週刊実話Web 

――そのYouTubeを始めたのはいつですか?

Sachi 最初は恋愛のことをメインに発信していたので、2016年くらいです。今のように性に特化したのは昨年の2月からになります。

――遠回しに言う、とか一切なく、ストレートの物言いですが、最初からそういうキャラなんですね?

Sachi はい、そうです。私自身、性に対して後ろめたい思いがないというか、絶対に大事なことだと思っているので。

――『さっChannel』は男性と女性、どちらに人気があるのでしょう?

Sachi 男性が、96%を占めています。女性の本音を知ってもらいたいのでそれは嬉しいのですが、時にはネガティブなコメントもあります。「自分の彼女がこんなことをしてたら絶対にイヤだな」や「親が泣いてるぞ」とか。最初は気にしたし落ち込みましたが、今は慣れました。少ない女性視聴者の方から、「こういう悩み、私だけじゃなかったんだ」とか、「女性の本音を伝えてくれてありがとう」みたいに言っていただけると嬉しいですね。

ラブライフ充実のために

――これまでにバズった動画のベスト3を教えてください。

Sachi 一番バズったのは「女性がフ○ラの時に考えていること」という動画ですね。女性がこういう時に何を考えているんだろうというのは、知りたい男性も多いのではないでしょうか。第2位は「女性がイクときに男性にしてほしいこと」。第3位は「女性がクンニの時に気持ちよくなれる体勢は」かな。

――パートナーはどこまで協力的なんですか?

Sachi とても理解と協力はしてくれてます。私がやってみたいというプレイは一緒にしてくれるし、新しいアイテムやアダルトグッズが手に入った時は一緒に試してくれます。

――素晴らしい関係ですね。男性の場合、アダルトグッズなどは遊びの彼女や愛人になら試せるけど、奥さんや恋人にはできない。

Sachi よく聞きますよね、そういう男性の本音。もしも自分のパートナーがそうだったら、すごく嫌だなと思います。

――そうならないためにも、性をオープンにしゃべった方がいいということにはなりますか。

Sachi そうなんです。コミュニケーションはすごく大事だと思います。そもそも自分のパートナーの性癖とか、どういうことをされたら気持ちいいのか、どういうことに興奮するのかってこと自体、お互いに知らない関係の方が多いと思うんです。そこを話せるようになったら、もっとラブライフが充実するんじゃないかなと思いますよ。

Sachi◆さち 長野県出身。著書に『ナカイキしたい二人のためのロジカルセックス』(講談社)がある。

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