阿部慎之助前監督の電撃辞任、日テレ報道に独自色出せず後手後手の対応

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読売巨人軍を揺るがした阿部慎之助前監督(47)の電撃辞任劇。球界だけでなく、日本テレビや読売グループにも大きな傷を残した。

発端は5月25日夜。自宅で18歳の長女に暴行を加えたとして現行犯逮捕され、翌26日未明に釈放。同日中に阿部氏は監督辞任を申し入れ、球団は受理した。シーズン途中での監督退任は異例中の異例。巨人にとっては、ブランドそのものを問われる事態に発展した。

「日テレの報道は、情報をいち早くキャッチしていたのに動くことができなかった。巨人は読売グループの象徴。日テレが独自色を出して踏み込めば、身内を斬る形になってしまう。結局、読売側の温度を見ながらの対応になり、報道機関としては後手後手に回ってしまった」(民放報道関係者)

阿部氏は現役時代に通算406本塁打を放った球団の功労者。監督としての推定年俸も1億5000万円規模とされ、関連グッズやイベント、解説需要まで含めれば、"阿部ブランド"は億単位の価値を持っていた。辞任は単なる人事ではなく、球団ビジネスの看板商品が一夜で消えたに等しい出来事だった。

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世論は同情論で割れる、24時間テレビでの"禊出演"案も浮上

一方、世論も割れている。会見で長女の手紙が読み上げられると、ネット上では同情論が拡大。復帰を求める署名も急増した。この一件が日テレを悩ませている。

「完全に干せば、巨人ファンや読売内部の功労者擁護派を刺激してしまう。かといって早期に番組へ出せば"身内に甘い"と炎上します。情報番組の独占告白、スポーツ番組での解説、あるいはバラエティーでの禊出演まで、編成サイドではさまざまな案が出ています」(制作会社幹部)

その中でも取り沙汰されているのが『24時間テレビ』だという。

「更生、家族、再出発という物語は番組と相性がいい。野球教室、海外支援、娘との和解企画など、高視聴率を狙うテレビマンなら、喉から手が出る題材です。ネックは家庭内暴力に関わる案件だけに、扱いを誤ればスポンサー離れは避けられない」(番組関係者)

阿部氏の逆転劇はあるのか、日テレの対応に注目が集まっている。

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