【W杯初戦激震】オランダ代表が日本代表に2-2の痛恨ドロー──クーマン采配に母国メディアが大炎上



「言葉が出ないほどの失望」──オランダ国営放送NOSのOB解説者が突きつける冷徹な現実

1stゴール決めたファン・ダイク(オランダ代表Instagramより)

世界最高峰のデータ解析機関『Opta』によると、ワールドカップの舞台において、オランダ代表が「2度もリードを奪いながら勝利を逃した」のは歴史上初の悪夢だという。この屈辱的なドローに対し、オランダ国営放送『NOS』のアナリストを務める元代表のピエール・ファン・ホイドンク氏とラファエル・ファン・デル・ファールト氏は、怒りを隠さなかった。

特にNOSの番組内でファン・ホイドンク氏は、「彼らの出来には本当に失望したよ。言葉が出ないほどだ」とバッサリ。苦戦しているのを見て手を打ったとするクーマン監督の采配について「奇妙な選択だ」と疑問を呈し、リードを守るためにあまりにも早く、そして深く後退しすぎたチームの恐怖心を突いた。結果として88分、日本代表の鎌田大地に痛烈な同点ヘディング弾を許し、勝ち点3をドブに捨てる結果となった。

また、テレスポーツ紙の著名記者ヴァレンティン・ドリーセン氏も、自身の動画解説の中で「ロナルド・クーマン監督の劇的な(最悪な)選手交代がオランダ代表の敗因だ」と一刀断に。前線でのキープ力を期待されて投入されたメンフィスやコープマイネルスが機能せず、逆に日本代表に主導権を完全に明け渡したディテールを痛烈に批判している。

次戦スウェーデン戦へ──グループF首位との決戦を前に、日本代表戦の悪夢を払拭できるか

欧州のメディアもこの結果を敏感に報じている。英『BBC』は、リードを奪いながらも一瞬たりとも落ち着きを見せられなかったオランダ代表の脆さを指摘し、「彼らはこれを絶好の機会を逃したと捉えるだろう」と報道。一方で、イタリアの『ラ・ガゼッタ・デロ・スポルト』は、「日本代表の強靭なメンタリティが、オランダの喜びを終わらせた」と、土壇場で試合をひっくり返したサムライブルーの粘り強さを称賛した。

オランダにとっては、新星サマービルの台頭やファン・ヘッケの健闘など「ポジティブな要素」があっただけに、采配による失速でドローとなった代償は重い。次戦、ヒューストンで行われるスウェーデン戦(チュニジアに5-1で圧勝し現在グループ首位)を前に、オランダ代表は文字通り「日本代表戦の最悪な余韻」を早急に払拭しなければならなくなった。

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