嵐が『解散』ではなく『活動終了』を選んだ理由 5人のラストスピーチに隠された再始動への布石

ラストステージで5人の言葉が示した「未来への布石」

また、5人のスピーチを丁寧に読み解くと、それぞれが微妙に異なるニュアンスで「その後」を語っていたことが分かる。

二宮和也はラストライブで「今日でジャニーズ人生を終えます」と叫び、桜井翔は「僕たちはそれぞれの道を歩んでいきます。これからも温かく見守ってくれたらうれしく思います」とコメントしたが、「活動終了」の向こうに踏み込んだ感があったのは他の3人だ。

相葉雅紀は『嵐としてではないかもしれないけど活動はしていきます。みんなと会えるチャンスも、いっぱい作っていきたい』と発言し、松本潤は『これに懲りず、一度つながった縁をまたつないでもらえたら』とファンに熱く呼びかけた。

さらに際立っていたのはリーダーの大野智だった。

「大野は『みんなで作り上げたこの嵐はこれからも生き続けます』と発言した。もともと嵐の活動休止は大野の『自由な生活がしたい』との提案から始まったが、この『嵐は生き続ける』という意味深な言葉と、自身の今後について芸能活動の引退を表明しなかったために、ファンの間にも『もしかしたら』と希望を見出す者が少なくないのです」(芸能記者)

「誰にも分からない」が持つ優しさ

こうした発言の数々は、同じ国民的グループだったSMAPのメンバーが揃いもそろって解散時に否定的なコメントを残し、ファンを傷つけたのとはあまりに対照的だ。

「嵐の場合、活動休止を決めた際も約1年間にわたる5人での話し合いを経て丁寧に説明し、2年弱の猶予期間を設けた。そのため、今回も『再始動はあるのか、ないのか、誰にも分からない』というニュアンスを残すことに、5人の長年の思慮が透けて見えるのです」(同)

大野が放った「嵐はこれからも生き続けます」との一言は、いつの日か再始動へとつながる可能性を秘めているのである。

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