令和ロマン・髙比良くるま「全部僕が間違ってました」。“特典中止”炎上からの大逆転――単独ライブ『RE:IWAROMAN』、配信終了目前の“歴史的3時間”



◆ 総勢3万人が熱狂! 前例なき「3時間の実験」とサプライズ映画


【公式】令和ロマン単独ライブ「REIWAROMAN」 in Kアリーナ横浜 Xより)
「失った信頼は取り戻せないので、とにかく当日はネタを頑張ります!」――その言葉通り、5月16日、Kアリーナ横浜のステージに立った令和ロマンは、圧倒的なパフォーマンスを見せつけた。

午後5時、照明が落ちオープニング映像が流れた後、ステージ上に令和ロマンの2人が現れた瞬間、大きな歓声が沸き起こった。

会場に1万8063人を動員し、全国47都道府県の映画館で開催されたライブビューイングやストリーミング配信を通した視聴者は約1万2000人に達し、総勢約3万人が彼らの生み出す笑いに包まれた。

スタートから終了までの約3時間で披露されたのは、すべてこのライブのために作られた新作漫才6本。また、ライブの中では松井ケムリの絵本作家デビュー企画や、髙比良くるま初監督の短編映画『BREAK SHOT』がサプライズ上映され、豪華キャストによるブラックコメディが観客を驚かせた。

音楽ライブ用の巨大空間であるKアリーナで、いかに漫才を聞かせるか――

漫才は劇場でやるもの”という常識を覆すため、令和ロマンはこれまでにもドローンで空を、壁画や看板で街を、案内アナウンスで駅を、新聞の四コマ漫画を舞台にするなど、さまざまな「実験という名の挑戦」を重ねてきた。その挑戦のロードムービーが行き着いた先が、お笑い芸人として初めて挑む1万8063人のKアリーナ横浜のステージだった。

前例のない巨大空間での漫才を終え、ライブ後に松井ケムリは 「2万人という規模の難しさを感じましたが、徐々に会場の反応を掴んでいく感覚がありました。いろんなところで会場全体を巻き込んで楽しい時間を過ごせました」と語った。

一方、髙比良くるまも「この規模感での漫才ライブは前例がないので、僕たちが試金石になってその道を切り開きたかった。反応は手探りでしたが、完全にフィットしたかどうかは分かりません。だからこそ、もう一度Kアリーナでチャレンジしたいですね」と、

今回の実験を冷静に振り返りつつ、早くも再挑戦への意欲を明かしている。

◆ 5月31日配信終了――すべてのノイズを消し去った「本物の笑い」を見逃すな

興行運営のノウハウ不足や、高額チケットに見合わない不手際など、スタートラインでの躓きがあったのは事実だ。ネットを騒がせた傲慢さや勘違いという指摘も、彼らが若くして頂点に立ち、新しい道を切り開こうともがく中での出来事だったのかもしれない。

しかし、彼らは逃げなかった。髙比良くるまは己の非を認め、頭を下げた上で、最後はマイクの前で「爆笑」を生み出すことで、ファンを満足させてみせた。

失った信頼は、他の何物でもない、彼らが追求し続ける「漫才」と「笑い」でしか取り戻せない。令和のお笑い界を牽引するこのコンビの挑戦は、まだまだ私たちをハラハラさせ、大いに楽しませてくれるはずだ。

なお、この歴史的な単独ライブ『RE:IWAROMAN』のストリーミング配信(見逃し視聴)は、5月31日午後11時59分までと、まさに終了目前に迫っている。また、9月には本作のBlu-ray/DVDの発売も予定されている。


開演前の炎上という最大のノイズを、圧巻の新作漫才6本と演出ですべて笑いへと昇華させ、3万人を魅了したあの瞬間――お笑い界の歴史が動いた「伝説の3時間」を画面越しに目撃できるチャンスは、文字通り残りあとわずかだ。配信の幕が完全に降りてしまう前に、彼らが命懸けで見せつけた「本物の意地」を、その目で確かめておいて損はないはずだ。

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