「偽サイトが750件超」「小学校で盗難多発」…ボンボンドロップシールブームの裏で子どもが食い物にされている現実

「そういうトラブルがあったのは事実」――小学校で広がる盗難と人間関係の崩壊

ネット上の被害だけではない。学校現場でも深刻なトラブルが起きている。

ニフティキッズが2025年12月から2026年1月に実施した調査(有効回答2484人)では、小学生の77.5%がシール集めにハマっており、そのうち94.9%がボンドロシールを好むと回答。1冊550円前後とはいえ、欲しいシールを集めるためには数千円単位の出費になる。

そのため、友達のシールをこっそり盗んでしまう子も出ているという。さらに希少シールを持つ子と持たない子の間に生じる「シール格差」が人間関係に影を落とす事態にまで発展しているのだ。

「6才」の「才」が「オ」に見えたら偽物

ちなみに、冒頭に紹介した事件で逮捕された2人が所持していた偽物は、裏面が中国語表記だった。偽物を見分けるために、メーカー正規品の情報を以下に記しておこう。

●台紙の裏面に日本語で「製造元:株式会社クーリア、発売元:サンスター文具株式会社」と明記→正規品
●表面に「BONBON DROP SEAL」と正確に表記→正規品
●本体を指で押しても凹まない(立体エポキシ樹脂)→正規品
●台紙の裏面が中国語表記→偽物の可能性が高い
●「対象年齢6才」の「才」がカタカナの「オ」に見える→偽物の可能性が高い
●「ボンボン」が「ポンポン」など類似名になっている→偽物または模倣品
●指で押すと簡単に凹む→偽物の可能性が高い

もし偽サイトでカード情報を入力してしまった場合は、直ちにカード会社へ連絡して支払い停止を依頼し、証拠を保存して「#9110」(警察相談専用電話)に相談を。「買ったシールが本物かどうか」――今夜、子どもの筆箱を一緒に確認してみてほしい。

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