衝撃! 北朝鮮製弾道ミサイルは50年前の「博物館行き」手法で作られていた

画像はAIで生成したイメージ

「北朝鮮軍の兵器は博物館行きの物が多い」

これは軍事専門家や北朝鮮ウオッチャーの間では定説だったが、近年、北朝鮮はこの説を覆し、ミサイル技術は格段に進歩したと誇張していた。

精度は標的からの誤差は1500メートル ウクライナが残骸を分析

「それが再び覆ったのが、ウクライナ侵攻したロシアに武器を供給した後の2024年でした。ウクライナ国防省情報総局は、落下した北朝鮮製の固体燃料式弾道ミサイル『KN-23』と『KN-24』の残骸に関する分析結果を公表したのですが、この両ミサイルの精度は標的から500メートルから1500メートルも外すほどの誤差だったのです。その後、ロシアのミサイル技術者が改良を施し、同ミサイルの精度は大幅に向上しているとされますが…」(軍事ブロガー)

また、両弾道ミサイルから中国や日本、スイス、英国、米国の企業が製造した市販の部品を発見したことも発表されている。

ハンダ付けは50年前の製造手法 燃料効率もロシア製より大幅に劣る

ウクライナ国防省は両ミサイルについて、今年4月17日に新たな分析結果を公表した。

「これらのミサイルはハンダ付けなどから50年ほど前の製造手法で作られている可能性が判明したのです。ミサイルの先端には、飛行中の熱から保護するためにグラファイトが使われており、『比較的安価な方法』とも付け加えている。しかも、ロシアの同種のミサイルと比べて燃料効率も悪く、同じ距離を飛ぶためには約50%大きなエンジンを必要とすることも明らかになりました」(同)

イスカンデルを模倣したKN-23、ATACMSを模倣したKN-24の実態

KN-23は「火星11A」として知られるミサイルで、'18年に北朝鮮の平壌で行われた軍事パレードで初めて公開され、ロシア製の短距離弾道ミサイル「イスカンデルM」としばしば類似性が指摘されてきた。

もう1つのKN-24は、'19年に「火星11B」として初公開されており、米ロッキード・マーティン社製の地対地ミサイル「MGM-140 ATACMS」を模倣したものとされている。

'25年初頭、ウクライナは北朝鮮からロシアに少なくとも148発の弾道ミサイルが供給されたと非難した裏で、博物館行きの代物に安心しきっていたに違いない。

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