フジテレビが中途採用を極秘推進、流出続く制作陣の穴を一本釣りで補填

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フジテレビが、ひそかに大規模な中途採用計画を進めている。その狙いは、大量に退社した局アナの補填ではない。番組の制作現場を支えてきたプロデューサーやディレクター、演出スタッフの募集だ。

「通常の公募ではありません。制作会社や外部スタッフの中から"これは使える"と見込んだ人間に内々に声を掛けていく、一本釣りのやり方です。ただ、私も声を掛けられたが、条件がイマイチだったので丁重にお断りした」(制作関係者)

現在、フジテレビの局員の多くが、判で押したように同じことを口にする。

「正直、ここまで人が辞めていくとは思わなかった。女子アナの退社ばかりが目立っているが、本当に痛いのは番組を作れる中堅プロデューサーや演出陣が辞めていくことです。企画を立てて出演者を押さえ、スポンサーを説得できる人材は一朝一夕には育ちませんからね」(フジ編成幹部)

外資系配信会社が破格の条件でフジ人材を"草刈り"

今のフジテレビは外資系映像配信会社の"草刈り場"と化している。Netflix、ディズニー、Amazonなど、世界資本を背景にした配信プラットフォームが日本のテレビ局で経験を積んだ優秀な人材に対し、秋波を送っている。提示される条件も破格だ。

「フジ局員時代の年収は、どんなに頑張っても1000万円前後。だが、海外配信系は最低でも2000万円台を保証するというんです」(前出・制作関係者)

さらに、ヒット作を生み出せば、1億円プレイヤーも夢ではないという。

「少し頑張れば3000万円はたやすい。世界的ヒットを生み出せば1億円も不可能ではない。倍額、場合によっては10倍近い条件を出されれば、心が動かない方がおかしい」(外資系配信会社プロデューサー)

コンプラ重視の窮屈な環境も人材流出に拍車

フジテレビの制作陣が外資系配信会社に惹かれるのは報酬だけではない。

「かつては、局員自らが面白がり制作したが、それも昔の話。局内に木霊するのは"コンプラチェック"に"金を使うな"の大号令。ヒット番組を作ってきたスタッフにしたら窮屈以外の何物でもない」(事情通)

そんな危機的状況の中、中途採用に乗り出すフジテレビ。最もコストがかかるのは人材育成ということを露呈した格好だ。

「現場感覚、出演者との距離感、スポンサー対応、危機管理、編集判断。いずれも机上で身につくスキルではない。時間と失敗を重ねてようやく一人前になるんです。現在、フジが欲しがっているのは即戦力ですが、そんな都合のいい人材がすぐに見つかるのか疑問ですね」(他局編成マン)

人材流出が続くフジテレビの再建は、まだ険しい道のりが続きそうだ。

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