米韓同盟に激震 トランプが「親中・李在明」潰しに放つ最強の駐韓大使カード

ドナルド・トランプのインスタグラムより

トランプ米大統領が次期駐韓米国大使に韓国系のミシェル・パク・スティール(韓国名:パク・ウンジュ)元連邦下院議員を公式指名(4月13日)した。

この人事で、トランプ政権2期目から1年3カ月も続いた駐韓米国大使の空白が解消される見通しとなった。

「スティール氏が上院公聴会と本会議承認、そして韓国政府のアグレマン(外交使節に対する同意)手続きを終えて公式赴任した場合、ソン・キム(同:キム・ソンヨン)元大使に続いて歴代2人目の韓国系駐韓米国大使となります。ただキム氏との違いは、スティール氏が脱北者家族であることと日本で中学・高校・大学教育(中退)を受けたという点です」(元大手紙韓国特派員)

祖父の財産没収、強い反共が身についた

スティール氏の両親は朝鮮戦争が勃発した折りに金日成・共産主義体制への嫌悪から脱北し、その後、彼女は1955年にソウルで生まれた。

「日本統治時代に裕福だったスティール氏の祖父は、日本協力者を最下層とする北朝鮮政権に全財産を没収された。家族が身一つで韓国に逃れた経験を幼い頃から肌身で感じており、そのために強い反共主義が身についたのです」(同)

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日本語堪能で日米韓協力を重視してきた

父親の仕事の関係から日本で過ごし、大学は日本女子大学に進学している。こうした経歴から日本語と日本文化に精通しており、下院議員時代から日米韓の3国協力体制を重視する政策方針を一貫してきた。

'75年の19歳の時に米国へ移住し、ペパーダイン大学で会計学学士学位、サザンカリフォルニア大学でMBAを取得した後、カリフォルニア州共和党議長を務めた夫ショーン・スティール氏の勧めで政界入り。2021年から'25年まで連邦下院議員を務めた。

「李在明政権への刺客」と見るべき理由

「彼女の反中国・反北朝鮮スタンスと、親中・親北・反イスラエル姿勢の李在明政権は水と油。統一部の鄭東泳・長官によって米国のシークレット情報が漏洩し、米韓同盟に亀裂が入るほどトランプ氏はこの問題に激怒しています。彼女は李氏への“刺客”と見た方がよいでしょう」(同)

北朝鮮の金正恩総書記も気が気ではないはずだ。

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