近本骨折、ルーカスも腰部疲労骨折…今季故障者7人目の阪神に忍び寄る「連覇の落とし穴」

リハビリ組の合流が「連覇への唯一の希望」

ただ、そうした中でも明るい兆しはある。5月10日の甲子園では才木浩人が7回を無失点に抑え4勝目を挙げ、佐藤輝明がセ・リーグ最速の10号ソロを放つなど3-0でDeNAを下した。首位ヤクルトが敗れたことで、1ゲーム差まで再浮上している。

「また、藤川球児監督(45)は5月10日、右ハムストリング負傷でリハビリ中のドラフト1位・立石正広と、トミー・ジョン手術から回復中の下村海翔(24)について『チームにいい起爆剤になるようなタイミングで』と早期の1軍合流について言及した。2人の復帰がチームに与える刺激は小さくないため、勝てている間に陣容の立て直しを急ぎたいところです」(球団関係者)

それでも現状は「故障者7人・被本塁打ワースト・正捕手の出場機会激減」という三重苦が重なる状況で、GW首位攻防で敗れた4月末からの歯車の狂いも今なお尾を引いている。

2リーグ制以降で球団初の連覇へ――虎の前に立ちはだかる「落とし穴」は、今後もその深さを増していく可能性が以前高そうなのだ。

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