メキシカンリーグがメジャーへの近道に?MLBのメキシコシフトで日本プロ野球の選手流出が一層深刻化

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有望選手のメジャー流出が止まらず"メジャーの下請け"とも揶揄される日本プロ野球が、今後は他国の海外リーグにも人材流出するかもしれない。

ロブ・マンフレッドMLBコミッショナーが放った一言が、世界の野球地図を書き換えようとしている。

MLBコミッショナーがメキシコ進出を最優先と宣言

日本時間4月27日のロイター通信報道によると、マンフレッド氏は同日、ダイヤモンドバックス×サンディエゴ・パドレス戦が行われたメキシコシティにて、MLBがメキシコでの公式戦開催をさらに増やす方針だと記者団にコメント。「我々は拡大に興味を持っている。もし世界中に販売業者(放送業者)が加わるなら、他の野球市場もある」など、メキシコの存在感の高まりにより、MLBのメキシコ進出が最優先事項であると述べた。

「メジャーはシーズン公式戦を度々メキシコ遠征で行っており、今年は現地時間4月25日と26日に開催されました。メキシコシリーズと言われるこの試合は毎回超満員。この熱狂に加え、WBCでメキシコが活躍していることもあり、メキシカンリーグの市場価値も爆上がりしています」(スポーツ紙メジャー担当)

「ワケあり選手の受け皿」から「メジャーへの最短ルート」へ

これまで同リーグは、パワハラ騒動の元楽天・安楽智大や、メジャー復帰を狙う元DeNAのトレバー・バウアーといった"ワケあり選手"の受け皿という印象が強かった。しかし、事情は変わりつつある。

「MLBがメキシコへの肩入れを強めれば、当然有力選手も入ってくるし、ワケあり選手の行き先ではなくしっかりとした野球リーグとして認識される。日本のプロ野球においても、メジャーには挑戦したいが自信がない選手にとってはうってつけの舞台となります。メキシカンリーグで活躍すればメジャースカウトの目にも止まりやすいですし、『メジャーへの最短ルート』という"美味しい道"にもなるでしょう」(同)

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