青切符も睡眠不足も原因は同じ? 蝶野正洋が語る“高齢化社会のリアル”【蝶野正洋の黒の履歴書】

60歳を超えて実感する“眠れない体”の現実

先日、日本人の平均睡眠時間が世界で1番短いという統計が出たそうだけど、俺はこれも日本が高齢化社会になったからだと思うんだよ。

俺自身も実感してるけど、60歳を超えたくらいからどんなに疲れていても5~6時間くらいで目が覚めてしまう。睡眠時間というのは体力に比例するんだよね。新日本プロレスの寮にいた20代の頃は、休みの日に何時間寝れるかというチャレンジをして、実際に20時間くらい寝れたこともあったから。

ただ、俺たち世代は、睡眠できないのは膀胱の限界もあるんだよ。寝ていても、尿意を感じてトイレに立つことが増えた。それに最近は夜中に足がつって、その激痛で目が覚めてしまうというのもある。

うちのカミさんもよく足がつるから、最初のうちは心配して起きてたけど、今は夜中に唸っているのを聞いても、お互いに無視して寝ている。これは夫婦のルール改正だね(笑)。

さまざまなルールを見直す流れには、今の社会問題が根本にあるはずだから、そこを意識して対応していくべきだと思うよ。

「週刊実話」5月7・14日号より

蝶野正洋(ちょうの・まさひろ)

1963年シアトル生まれ。84年に新日本プロレス入団。「nWo JAPAN」を率いるなど〝黒のカリスマ〟として活躍し、2010年に退団。現在はプロレス関係の他に、テレビやイベントに出演するタレント活動、「救急救命」「地域防災」などの啓発活動にも力を入れる。