松井秀喜の巨人監督就任が消滅 !? 親友企業アンバサダー就任の裏に潜む「深謀遠慮」

他球団ビジネスへの関与と専属性の壁


さらに障害がもう一つ.ヒトトヒトHDがヤクルトにとどまらず、複数の球団のマネジメント事業に関わっていることだ。
横浜DeNAベイスターズ('98年)、東北楽天ゴールデンイーグルス(2005年)、福岡ソフトバンクホークス('20年)ほか計8球団の主催試合の運営業務を請け負っている。
そこで問われるのが、「読売グループへの専属性」だ。
ヤクルト、DeNA、楽天、ソフトバンクの球団運営の宣伝塔が「ゴジラ松井」では洒落にならない。エチケットにも反する。
松井氏の非・読売グループ企業のアンバサダー就任を重く見た巨人は、次期監督候補から松井氏を排除するとの見立てもある。
しかし、実際は逆。松井氏が次期監督に指名されないように、先手を打ったというのが真相という。
「正式に要請があって断れば、巨人との関係が壊れる。そこであえて巨人が選ぶのを嫌がるカードを切った。将来の可能性を残しながら、静かに凍結…敵を作らないゴジラ流の処世術です」(松井氏と親しい放送関係者)

高橋由伸再登板説と侍ジャパンへの道


そうなると気になるのが、今季で任期が満了する阿部慎之助監督(47)の後任問題だ。

桑田真澄氏(前二軍監督)、二岡智宏氏(前一軍ヘッドコーチ)は昨季限りで契約が解除され、候補から消えている。

「優勝すれば阿部慎之助の1年延長でしょうが、逃せば高橋由伸(51、'16〜'18年、巨人監督)の再登板が最有力。ミスターの遺志を継ぐ松井氏が強く推していますから」(巨人OBの解説者)

'23年オフ、原辰徳監督が2年連続Bクラスの責任をとって退任した際、長嶋氏が後任に推したのが「高橋由伸監督&井端弘和ヘッドコーチ」だったといわれる。

しかし、井端氏が侍ジャパン監督に招聘され、根底が崩れた。

そこで誕生したのが阿部巨人だった。

その井端氏がWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を終え、5月で契約が満了する。

侍ジャパン強化委員会は後任監督人事を本格化させているが、ここに来て本命視されているが松井氏という.アメリカでは'28年7月にロサンゼルス五輪、次のWBCも'29年か'30年に開催される。

米在住の松井氏にはもってこいの大舞台だ。これなら今秋の巨人監督辞退も納得がいく。

見据えるのは侍ジャパン監督、そして'33年の築地ドーム移転に合わせた巨人監督。

すべてが理に叶っている。

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