広島&ヤクルトが下位予想を覆す! 開幕3連戦データで見る2026セ・リーグ順位予想

【3位:東京ヤクルトスワローズ】村上宗隆不在でも勝てる“投の組織力”

「村上が抜けたヤクルトは最下位」。そんな下馬評を、燕の投手陣はマウンドで覆してみせた。開幕3連勝の原動力は、かつての“投壊”とは無縁の強固な投手陣だ。

若手・山野の抜群の制球力は特筆もの。山野、高梨、吉村の3先発が全員クオリティ・スタートを達成し、新戦力キハダが2セーブと後ろを固めたことで、盤石の「守り勝つ野球」が成立している。

村上という絶対軸を失ったことで、逆にチーム全体に「1点を守り抜く」という組織力が芽生えた。これはOBたちの予想にはなかった強みだ。

【4位:横浜DeNAベイスターズ】破壊力はリーグNO.1も、先発陣に漂う「東以外の不透明感」

打線の爆発力だけなら、間違いなくリーグ1位だ。牧秀悟のOPS 1.308、新外国人ダルベックの ISO 0.636(純粋な長打力)は相手バッテリーに絶望を与える。さらに度会隆輝の長打率.857という数字は、新人離れした脅威そのもの。筒香嘉智も1試合で打率.750を記録するなど、どこからでも一発が出る。

しかし、課題は明確だ。昨年ローテを支えたケイ、ジャクソンの退団穴が埋まっていない。エース東克樹の次に続くデュプランティエやコックスの実測データが乏しく、「打高投低」の構造は変わっていない。

「打線が5点取っても、先発が6点取られる野球」をどこまで続けられるか。先発陣の 真の実力(FIP) が安定しない限り、浮上は打線の調子次第というギャンブルが続く。

【5位:読売ジャイアンツ】大勢の帰還で「後ろ」は鉄壁。しかし、先発ローテは“火の車”

巨人の今季を占う上での最大の材料は、絶対的守護神・大勢の電撃復帰だ。ライデル・マルティネスとの“最強継投”体制は、データ的にも終盤の安定感を劇的に向上させる。打線でも新主軸ダルベックと、ブレーク2年目の泉口が驚異的なOPSを記録しており、得点力そのものは極めて高い。

だが、現場の状況は深刻だ。エース候補・山﨑伊織の右肩離脱で、先発ローテは原型を留めていない。山城が防御率22.50、石川達が36.00と大炎上。制球も乱しており、大勢に繋ぐ前に勝負が決まる危険がある。

竹丸が合格点の投球を見せたのは救いだが、戸郷や則本が戻るまでの“我慢の期間”をどう耐えるか。先発整備のスピードがAクラス入りの鍵となる。