新装・熊本競輪場に突撃!500から400バンクへ激変、魔境攻略に挑むドケチ旅の行方【漢(オヤジ)の旅】

震災を乗り越え「500から400」へ劇的改修

500円具なしカレー

筆者が最初にこの競輪場に来たのは2013年、当時は500バンクで、バック側に巨大な特観席があった。先行選手の勝ちはまずなく、3、4番手あたりでも余裕で差しが決まる予想の難しい競輪場だったのだ。

ただでさえ売上が少ないところに16年、悪夢の大地震が起こり、熊本城と共に競輪場にも甚大な被害が。長い間、本場開催は休止。そのまま廃止かと思われていたが、スマホ投票によるバブルが訪れて施設改修・開催存続が決定。ついでにバンクも一般的な400メートルに改修となった。

さて、入場した競輪場はコンパクトサイズに改修されていた。そのせいか、平日のヒラ開催なのにけっこうな客数。オッサン、ジジイばかりじゃなく若者もいる。西日本にしては珍しく活気ある競輪場に生まれ変わっていた。

まずは腹ごなし。西側広場にある食堂には「ボロ負けセット 200円」なる不吉なメニューが。メシ、汁、漬物だけの定食という。食ってみたい気もしたがさすがに気恥ずかしく、最安値の500円具なしカレーを注文。これは美味かった。

「ツキがない」のは神の采配か? 惨敗の初日

熊本競輪場

さて、車券である。この日は5Rから投票開始。地元選手②は頭で固いとして、穴狙いなのでスジは外し②③、②⑦。ところが単騎先行④の番手を回った②が差し、そのまま②④決着。つまらん! そう思ったが、配当が2車単1600円もついてまたビックリ。なぜだ!?

続く6R。九州ライン番手②の本命は仕方ないとして、これも相手を変え②③、大穴で①③。が、一番人気②⑤でハズレ。クソッ。

7Rは打鐘前の1・2角中間で③がコケて4車落車の大アクシデント。結果は事故に巻きこまれなかったカス⑥が3着に入って5-2-6で1万1450円。こういう3連単を当てないとソープなんて夢の夢だが、どうして俺の買った車番がいつもコケるのか。神の采配としか思えない。「ツキがない」とはこういうことだ。

その後も的中に近づいている感覚はあるものの、当たってもトホホ配当。初日成績は6戦1勝5敗、回収率3割6分0厘。3歩進んで2歩下がる結果である。

【漢(オヤジ)の旅 熊本県熊本市編(2)】へ続く

『週刊実話 ザ・タブー』4月10日号より

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