13歳ジュエ氏がミサイルにガッツポーズ…金与正「左遷」で加速する北朝鮮の後継シナリオ

画像はAIで生成したイメージ

13歳ジュエ氏が「ミサイル視察」で存在感

今、北朝鮮は後継者を巡って、金正恩総書記の娘であるジュエ氏の露出が度を越しつつある。

3月10日、5000トン級の新型駆逐艦『崔賢』から複数の戦略巡航ミサイルが発射され、正恩氏と視察したジュエ氏が、小さくガッツポーズするような仕草を見せる様子が国営テレビの映像から確認された。

「ジュエ氏は、『ミサイル総局長』の役割を担っている可能性があると一部の韓国メディアが報じています。ジュエ氏は推定年齢13歳とみられますが、朝鮮労働党員資格が生まれる18歳を満たしておらず、当然のことながら党大会には呼ばれていません。党員でなければ、政府や軍を指導できないし、公職にも就けません。公職に就いていない以上、後継者としての指名はできませんが、その代わりに存在感を際立たせて、党幹部や軍、一般国民に『次はジュエ』という潜在意識を刷り込みたいという正恩氏の意図が、ジュエ氏を中心とした公開写真から窺えます」(国際ジャーナリスト)

白頭山の血統 与正氏は"枝"にすぎない

ジュエ氏も正恩氏の実妹・金与正氏も、金日成国家主席の血筋を引く“白頭山の血統”だが、最高指導者の娘であるジュエ氏からみて、叔母の与正氏は“枝”にすぎない。

北朝鮮ではこれまで枝は切り落とされてきた。正恩氏の異母兄・金正男氏(暗殺)や叔父の張成沢氏(処刑)だ。

「残虐な処刑をされた張氏の場面は、与正氏も目撃しています。枝が切り落とされる瞬間を見て何を思ったでしょうか」(同)

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