伝説の殺し屋がダンスにドハマり!? 佐久間大介×椎名桔平×小沢仁志の豪華キャストで贈る異色アクション『スペシャルズ』の衝撃

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【LiLiCoオススメ肉食シネマ 第326回】『スペシャルズ』
「過去にダンス経験がある」という理由だけで集められた殺し屋たち。伝説の元殺し屋・ダイヤ(佐久間大介)をはじめとする5人は、裏社会のトップに君臨する「本条会」の親分(石橋蓮司)を暗殺するため、必ず訪れるというダンス大会にチームを組んで出場を目指すことに。しかし、実はダンスの素人だった彼らは、ダンス教室に通い始めるも行き詰まってしまう。そこへ、ダイヤが働く児童養護施設の少女・明香(羽楽)が手を差し伸べ、殺し屋たちは徐々にダンスの魅力に目覚めていく。

ハードボイルドな導入劇

今回は、個性的でスペシャルな人々をご紹介したいと思い、この『スペシャルズ』を選んでみました。

なんかカッコよくて面白くて、ポスターのビジュアルからも、かなり陽気な空気が漂ってるのですが、冒頭の設定にちょっと驚かされる。なぜなら、かなりハードボイルドです。

クセありの親分をやっつけるために元殺し屋が集められます。“なぜダンス?”ってなりますが、この親分が溺愛するお孫さんが出場するダンス大会があって、そこには絶対に親分が応援に来るでしょうから、そこがやっつけるチャンス!

ただ、見た目がかなり個性的な元殺し屋たちのため、ダンス大会の会場に行ったら、変に目立ってしまう。だったら、そのダンス大会に出場すればよいのでは…というおかしな流れに。

頼まれた5人は大昔にダンス経験が少しはあれど、やる気なし。何だかんだダンスレッスンに行かない理由を作ります。でも、そこで伝説の殺し屋・ダイヤが今働いている児童養護施設のダンス少女・明香の協力で、やる気を起こさせます。

少女が強面の男たちにダンスを教えるだけでも楽しい。うまくなるのも大事ですけど、まったくダンスに興味がなかった彼らに楽しさを感じてもらわないといけない。ここが素敵!

“無理な気がする~”と思ってしまった私ですが、なかなかサマになってます。カッコいい衣装をそろえればハンサム度も倍増し、よかったよかった…ではなく、親分をやっつける大事なミッションがあります!

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