「覚悟しろよな」NEMOPHILA・mayuが痴漢被害に激怒 ライブハウスを覆う“無秩序”の正体

客同士のトラブル、暴走行為…“無秩序”の正体

NEMOPHILAに限らず、近年のライブハウスでは客同士のトラブルが増えている。過度なモッシュやダイブで負傷者が出たり、小競り合いが暴行事件に発展したりするケースは、音楽メディアでも繰り返し報じられてきた。

今回の痴漢行為も、そうした“何をしても許される”という空気感が背景にあると見る関係者もいる。

アーティストがどれだけ安全を呼びかけても、一部の暴走が続けば、演出の縮小や客席降りの廃止、監視の強化といった“ライブ文化の後退”につながりかねない。

2026年、ライブの「楽しさ」を守るために

事件から時間が経ち、熱狂が落ち着き始めた今こそ考えるべきなのは、どうすればライブの楽しさを守れるのかということだ。

mayuの「覚悟しろよな」という言葉は、加害者への怒りであると同時に、「この場所を一緒に守ってほしい」というファンへのメッセージにも聞こえる。

ライブハウスを“冷たい監視空間”にするのか、それとも“演者と客がリスペクトで繋がる最高の現場”に戻すのか。

その未来は、隣で暴走しそうな人がいればファン同士で止める、マナーを守る空気を作る、音楽を楽しむという原点に立ち返る――そんな一人ひとりの小さな行動にかかっている。