「蜘蛛」なんて読む? 言葉にまつわる由来と豆知識 【難読漢字よもやま話】

網の張替え時には古いものをリサイクル

●「粘らない糸」もある
クモの網には、獲物を捕らえるための「粘る糸」と、クモ自身が移動するための「粘らない糸」の2種類があります。クモが自分の網に引っかからないのはそのためです。

●「自分の網を食べる」
多くのクモは、網を張り替える際に古い網を食べてリサイクルします。糸の成分であるタンパク質を体内で再利用し、新しい糸を作るエネルギーに変えるのです。

●「水中に住む」クモ
ミズグモは、水草の間に糸でドーム状の部屋を作り、そこに空気の泡を溜めて水中で生活します。一生を水の中で過ごす非常に珍しいクモです。

●「空を飛ぶ」バルーニング
子グモの中には、お尻から糸を長く出し、風に乗って数キロメートル先まで飛んでいく「バルーニング」という方法で移動するものがいます。

●「芥川龍之介」の蜘蛛の糸
有名な小説『蜘蛛の糸』。地獄に垂らされた一本の糸は、お釈迦様が過去に小さなクモを助けたカンダタの情けを汲んで差し出した、唯一の希望として描かれています。

●「毒を持つクモ」の真実
ほぼすべてのクモが獲物を麻痺させるための毒を持っていますが、人間の命に関わるほどの毒を持つものは、日本にはセアカゴケグモなどごく一部に限られています。

●「眼の数」は8個が標準
クモの眼は、多くの種類で8個あります。ただし、種類によっては6個、2個のもの、あるいは暗闇に適応して眼が退化したものも存在します。