「鴎」なんて読む? 言葉にまつわる由来と豆知識 【難読漢字よもやま話】

森鴎外のペンネームにも鴎が…

●「賢い」狩りのテクニック
貝などを食べる際、硬い殻を割るために、上空から岩場に貝を落として割るという知的な行動を見せることがあります。

●「東京都の鳥」に指定
カモメの一種である「ユリカモメ」は、東京都の都鳥として親しまれています。冬の隅田川などに現れる姿は「都鳥(みやこどり)」として平安時代の古今和歌集にも登場します。

●「森鴎外(もりおうがい)」の雅号
文豪・森鴎外のペンネームには「鴎」の字が使われています。これは、彼が千住(東京都足立区)の隅田川沿いに住んでいた際、川を行き来するカモメを眺めていたことに由来すると言われています。

●「夏羽」と「冬羽」で色が変わる
種類によっては、繁殖期の夏と、日本で過ごす冬とで頭部の色が変わるものがいます。例えばユリカモメは、冬は白い頭ですが、夏になると真っ黒な頭になります。

●「凶暴な一面」も?
優雅に飛ぶイメージがありますが、実は非常に食欲旺盛で、他の鳥の獲物を横取りしたり、時には他の鳥の雛を襲ったりすることもある、たくましいハンターです。

●「寿命」は意外と長い
野生のカモメの寿命は10年〜20年ほどと言われていますが、中には30年以上生きる個体も確認されており、海鳥の中では比較的長寿な部類に入ります。

●「空模様」を知らせる鳥
漁師の間では「カモメが陸に集まると嵐が来る」という伝承があります。低気圧の接近など、気圧や風の変化を敏感に察知して避難する習性を利用した知恵です。