熱狂の陰で“何か”が動く? 蝶野正洋が語る五輪の裏側と政治の思惑

WBC前後のスキャンダルに要注目

そんなイタリアも北部は雪深くてスキーやスノーボードが盛んということだけど、実は俺は学生の頃にスキー合宿に行ったくらいで、ウインタースポーツというものをほとんどやったことがない。

数年前に子供と一緒にアイススケートに挑戦してみたけど、まともに立つことも難しかった。俺がいまスキーに行ったら、リフトに乗るだけでも大変だろうね。なんとか乗ることはできても降りられないから、そのまま戻ってきて、ぐるぐる回っているだけで1日が終わると思うよ(笑)。

オリンピック期間中はついテレビ中継を見てしまうけど、その間に世間ではいろいろなことが進んでいることを見逃さないようにしないといけない。日本では衆院選の投票日と冬季オリンピック開幕がほぼ重なっていたのも、〝何か〟の思惑かもしれないよ。

アメリカでは、この時期にアメフトのビッグイベント「スーパーボウル」が行われていて、その話題でもちきりだった。アメリカ人は本当にスーパーボウルが好きで、試合が始まるとみんなテレビ観戦するから、本当に街から人がいなくなるんだよ。ただ、アメリカはいま移民局の暴力問題や「エプスタイン文書」のスキャンダルなどで大揺れだから、タイミング的にはいい目くらましになっているのかもしれない。

そう考えると、3月にはWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)があるから、日本ではその頃に高市政権が〝何か〟をこっそり仕掛けてくる可能性はある。俺も含めてみんな侍ジャパンの活躍に夢中になってしまうと思うけど、政治やスキャンダルにもちゃんと目を配っておくようにしたいね。

「週刊実話」3月5・12日号より

蝶野正洋

1963年シアトル生まれ。84年に新日本プロレス入団。「nWo JAPAN」を率いるなど〝黒のカリスマ〟として活躍し、2010年に退団。現在はプロレス関係の他に、テレビやイベントに出演するタレント活動、「救急救命」「地域防災」などの啓発活動にも力を入れる。