赤みそ仕立ての絶品“モツ煮”で乾杯! 新宿地下街の実力派大衆居酒屋『トラノコ』

西武新宿駅から新宿三丁目方面までつながったサブナード。オシャレな店が多い中で異彩を放つ。

新宿東口の地下街『サブナード』で、不意に「大衆居酒屋」と書かれた看板が目に入った。どうやら地下街と直結したビル内のテナントらしく、少し奥まった場所にあり、隠れ家のような雰囲気が漂っていた。

勇気を出して扉を開けると「いらっしゃいませ」と威勢のいい声。最近はやりの昭和レトロ風居酒屋かと思ったら、かなり年季の入った店内にちょっとうれしくなる。

酒を頼む場合、食べ放題のお通し(400円)が付いてくる。夏場は枝豆なのでお代わり必至。

まずはサービスメニューだろう180円のハイボールで喉を潤す。

格安のハイボール(180円)で昼から飲むのもあり。

最初に頼んだ豚モツの煮込みは赤みそや赤ワインが隠し味らしく、ちょっと甘めだがこれがうまい。

豚モツを使った煮込み(480円)は臭みがまったくない。店自慢の一品だが「まだまだ味は進化の途中」(店長談)とか。

臭みがまったくないことも素晴らしいのだが、それよりも万人ウケしそうな味付けが印象に残った。

ポテカラフランク盛り(650円)。ポテト、唐揚げ、フランクフルトの盛り合わせで大人も童心に帰る一皿。ハイボールとのマッチングがたまらない。

店内に目をやると、老若男女の日本人と外国人。皆が笑顔で居酒屋文化を満喫している様子は、いかにも新宿らしい。さっきの煮込みも、どんな客の口にも合うように考えられているのだろう。

ランチタイムは定食もある。中でも人気はサバ塩焼き定食(916円)。このご時世でもごはんをお代わりできるのがうれしい

若者やキャッチが、わが物顔で闊歩するこの街で、空調が効いた地下通路で駅から店まで道一本。この夏にぴったりの穴場を見つけてしまったようだ。

『トラノコ』

東京都新宿区歌舞伎町1-17-13新宿ピックペックビルB2F
03-3208-6209
営業時間:12時~23時
休み:無休
※表示価格は全て税別です

撮影・文/キンマサタカ

週刊実話2025年8月21・28日号より
※情報は取材当時のものです

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