嵐ラストライブ巨額利権とフジ「聖域なきリストラ」谷原章介の“裏事情”

嵐(C)週刊実話Web
国民的グループ『嵐』が、活動終了へのカウントダウンに入った。今年5月末の“幕引き”に向け、3月から全国5大ドームを巡るラストツアー『ARASHI LIVE TOUR 2026「We are ARASHI」』がスタートする。

そうした中、巨額の金が動く「嵐特需」に色めき立っているのがテレビ界だ。

「嵐商戦で動く金は桁外れです。世帯視聴率20%超えは確実視され、スポンサー収入だけで数十億の利益が見込める計算。まさに、最後にして最大の中抜き利権ですよ」(芸能プロ関係者)

中でも、凄まじいのが今回のラストツアーが叩き出す「入場料収入」。
今回のチケット料金は、全席指定で1万2000円。全15公演の総動員数は約69万人と発表されている。単純計算で、チケット売上だけで約83億円。さらに驚くのは「グッズ売上」だ。

「ファンはチケット代と同等か、それ以上の金額をグッズに注ぎ込む。パンフレットやペンライト、限定商品を含めれば、ツアー全体での直接収益は150億円を軽く超えます」(広告系シンクタンク研究員)

この莫大な利権争奪戦で一歩先んじているのが日本テレビだ。
現在、3月中に一夜限りの「嵐ライブ生中継特番」を放送する方向で最終調整が進んでいる。

日テレと『STARTO ENTERTAINMENT』の“蜜月”は周知の事実。
今年度の『24時間テレビ』では、SixTONESをチャリティーパートナーに据える予定で、次世代グループの育成にも余念がない。だが、その裏には冷徹な計算があるという。

「日テレがSTARTO社のタレントに肩入れしてきたのは、嵐のラスト利権を独占するための布石。約300万人いるファンクラブ会員のうち、実に230万人以上がチケットを手にできない。日テレは『ファンのためにも地上波で無料開放すべき』と大義名分を掲げ、口説き落としたわけです」(日テレ関係者)

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フジテレビ「聖域なきリストラ」現場の悲鳴

かつて、テレビ関係者から“民放の雄”として一目置かれた威光は今や見る影もない。2026年春、フジテレビが社運を懸けて断行する番組改編は、まさに「聖域なきリストラ」の様相を呈している。

「今回の改編は視聴率の良し悪しではない。どんなに数字が良くても、制作費が高い番組は即座に切り捨てられる、なりふり構わぬコスト削減が至上命題となっている」(フジ関係者)

その象徴が、月曜夜の『呼び出し先生タナカ』、水曜『週刊ナイナイミュージック』、木曜『この世界は1ダフル』『ミュージックジェネレーション』といった人気番組の相次ぐ終了だ。

「『呼び出し先生タナカ』は1本2500万円超え。その他の番組も1200万円前後の予算がかかっており、出演陣のギャラ高騰が問題視された。2024年度決算で328億円という巨額赤字を露呈したフジにとって、もはや潤沢な資金など存在しない。現場には『ゴールデンを深夜枠並みの500万円以内で回せ』という無茶な要求が通告されている」(制作会社幹部)

この“コストカットの嵐”は、長年親しまれてきた日曜朝の「聖域」にも及んでいる。
19年続き“日曜朝の良心”との異名を取っていた『ボクらの時代』、さらには硬派な報道番組として異彩を放っていた『日曜報道 THE PRIME』を同時に打ち切り、大型情報番組を編成する。

そのメインキャスターに抜擢されたのが、俳優の谷原章介(53)。
だが、この起用には深い『裏』があるという。

「平日朝の番組『サン!シャイン』は、1本80万円のギャラと低視聴率がネックになり、わずか1年で終了することが決まった。通常なら責任を問われる立場だが、谷原サイドは驚愕の提案を行ったといいます」(事情通)

その提案とは、100万円単位が相場の司会料を、2時間の生放送で50万円に引き下げることだった。

「制作費削減が至上命題のフジにとって、実績のある谷原を安価で使える条件は、まさに渡りに船。谷原もまた、芸能界での居場所を失うという恐怖があった。双方の利害が一致し、話がまとまったわけです」(同)

お台場に忍び寄る落日の影は、誰にも止められない。

「週刊実話」2026年2月19日号より