「命を削る咆哮か!」多発性骨髄腫で議員辞職の山本太郎が池袋・街宣に出撃!

山本太郎(C)週刊実話Web

2026年2月5日。投開票日を3日後に控えたこの日、れいわ新選組のSNSでの発信が、永田町に衝撃をもたらした。1月21日、血液のがん「多発性骨髄腫」の一歩手前であると公表し、参院議員のバッジを外して「療養に専念」を誓ったはずの山本太郎代表が、同日19時15分から池袋駅西口の街頭に立つと発表されたのだ。

「山本抜き」で溶けてゆく比例票

この電撃的な「前言撤回」の背景にあるのは、れいわ新選組が直面する、かつてないほどの危機だ。

「代表が議員バッジを外し、選挙が公示されてからの10日間、党勢の地盤沈下は目を覆うばかりでした」と、ある党関係者は声を落とす。

「圧倒的なカリスマを欠いた選挙戦で、メディア露出は激減。街頭では、山本氏の不在を埋めるべく奔走する大石あき子共同代表に対し、支持層からも『言葉が先鋭化しすぎていて、一般有権者が引いている』『今の路線では票が広がらない』といった、身内ゆえの辛辣な批判が噴出していたのです」(同)

舞台裏で組織を支える高井たかし幹事長の苦悩も深い。候補や支援者からの「代表は本当に来ないのか」という悲鳴に近い要望と、命に関わる山本代表の病気治療の板挟みとなり、心身を疲弊させていたという。

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「消費税ゼロ」政策元祖の悲哀

さらにれいわを追い詰めたのが、高市首相率いる自民党と、中道勢力による「政策の横取り」だ。

かつて「消費税廃止・減税」政策はれいわの独壇場だったが、今や高市政権ですら時限的な「食料品の消費税率0%」をぶち上げ、中道諸派もこぞってマニフェストに減税を掲げる。口先三寸の「減税合戦」が繰り広げられる中で、元祖であるはずのれいわの主張は完全にノイズの中に埋没してしまっているからだ。

「このままでは、れいわは国政から消える」――。その絶望的な情勢調査の結果が、病床の山本氏を突き動かしたと思われる。

だが、病気治療の合間を縫い、副作用の倦怠感を押して壇上に上がる山本氏の姿は、まさに“捨て身の生存戦略”そのものだ。

果たして、山本氏の覚悟は冷え切った支持層を再点火させ、高市一強の巨大な壁に風穴を開けることができるのか。日本の政治史に刻まれそうな45分間の咆哮が、始まろうとしている。