灼熱の火花散る！『オートレース』情報～伊勢崎の名物レース「GⅡ稲妻賞」の見どころ

今年も伊勢崎ナイターの名物レースがやってくる！

『GⅡ稲妻賞』が、6月23日より5日間にわたって開催される。上州名物「雷雨」からネーミングされ、実際のレースも雨天での決戦も少なくない。出場予定選手も例年同様に雨巧者が多く斡旋されている。晴れ、雨の両面で優勝戦線を探っていきたい。

まずは、晴れた場合の良走路について。やはりエース青山周平の動きが秀逸だ。GⅡ川口記念を優勝し、その後も地元伊勢崎の普通開催をスーパーハンデで制するなど、非の打ちどころない内容で結果を出している。問題は課ハンだが、同ハンなら無敵だろう。たとえスーパーハンデであろうと、優勝候補の筆頭だ。

名だたる雨巧者が出場予定

対するは早川清太郎。こちらも良走路の近況は抜群の動き。もし青山の10前に置かれるなら、絶対的に有利になる。また、飯塚の荒尾聡の動きも堅調。天候に左右されない強みがあり、走路状況問わず狙いたい。

そして、雨（湿走路）はどうか。名だたる雨巧者が出場予定で、中でも荒尾の実績は素晴らしいが、やはり地元の雨は髙橋貢が他を大きくリードしている。ただ、青山も近況の雨はかなり充実しており、試走次第とみる。

他には吉原恭佑、若井友和、加賀谷建明、大木光、佐藤貴也のS級も、相当のポテンシャル。ただ、ハンデ前の伏兵陣も雨巧者ぞろいだけに、当日の番組編成などで判断したい。

天候状況もしっかりチェックして楽しみたいシリーズだ。