箱根駅伝V9達成 青学・原晋監督が大勝負をかける2年後の"本番"

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新春恒例の箱根駅伝(1月2、3日)は青山学院大学が3年連続9度目の総合優勝を飾った。

原晋監督は日体大を率いた岡野章監督の優勝8回を抜き単独最多優勝監督となった。

「原監督の作戦勝ち。"シン・山の神"となった大エースの黒田朝日(4年)など主力級の選手を補欠に回し、他校の出方を見て当日に入れ替えました。その黒田に往路のアンカーを託し逆転で往路を制し、復路を得意の逃げ切りレースに持ち込んだ」(取材記者)

原監督はご満悦の表情で勝利インタビューに応じていたが、頭の中はすでに2年後の2028年に向かっているはずだ。

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原監督は"大役"を任されている

「4年連続優勝」の快挙がかかる来年ではなく、なぜ'28年を見据えているのかというと、原監督は"大役"を任されているからだ。

「箱根駅伝は5年に一度のペースで記念大会を開催してきました。それを4年ごとに変更する。箱根駅伝主催の関東学生陸上競技連盟は'24年に原監督を『初代対策委員長』に選んだんです」(大学関係者)

オリンピックの開催に合わせて「4年に一度」の大会では、関東学生陸上競技連盟の加盟大学を含めた全国開催となる。それが制度化されるのが'28年大会からというわけだ。

もっとも、全国に門戸を広げた一昨年の第100回記念大会は、関西、九州エリアなどの有力大学は参加を見送った。

予選会に臨んだ大学もあったが、撃沈。その理由は箱根駅伝が有名になり過ぎ、全国の有望な高校生ランナーたちが関東の大学に集まり、レベルの差が生じてしまったからだ。

「原監督が初代委員長に選ばれた背景も興味深い。その100回記念大会が全国規模になった正式決定を最初に知ったのは、競技連盟からではなくメディアを介して。その役人的な上意下達に異議を唱えたのが、原監督です。他校の監督たちも同意見でしたが、『X』で抗議したのは原監督だけ」(同)

原監督主導の改革となる'28年大会は、例年以上の盛り上がりを見せなければならない。

優勝はもちろん、原監督はここでも結果を残さなければならない。

「週刊実話」1月22日号より