丙午女性の性か 斉藤由貴が宿す不倫すら芸の肥やしにする“魔性の女優人生”

恋を芸に変える唯一無二の存在感

その後、彼女は一般男性と結婚。三児の母となり、平穏な生活を手に入れたかに見えた。

しかし、2017年、再び50代で不倫関係が報じられる。かかりつけ医とされる男性との手繋ぎデートや映画のようなキス写真。こうしたスキャンダルの影響で、CM契約の終了や一時的な活動制限を余儀なくされたが、驚くべきはそこからの「復活力」である。

「普通のタレントなら、あの年齢での不倫報道は致命傷。しかし斉藤さんは、報道直後でもカメラの前に立つと美しかった。現場スタッフの間では、『彼女は恋をすることで、女優としての生命力を維持しているのではないか』とさえ囁かれていました。恋を芸の肥やしにしてしまう、恐ろしいまでの業の深さを感じましたね」(民放テレビ局プロデューサー)

そのためか、この騒動後、彼女の女優としての評価は下がるどころか評価の軸がガラリと様変わりした。「狂気を孕んだ役柄」や「影のある母親役」において、右に出る者のいない圧倒的な説得力を手に入れたのだ。

「剛毅」な精神がもたらす、還暦前の凄み

斉藤由貴の凄みは、自身の過ちやスキャンダルを、決して「なかったこと」にしない点にある。会見では、感情を抑えきれない様子を見せながらも自身の行動について言及し、それでもなお「思いのまま生きる」ことを諦めない。その姿勢は、まさに負けず嫌いで情熱的な丙午の性質そのものだ。

「彼女を見ていると、幸せの基準は世間が決めるものではないと思い知らされます。家族を傷つけ、世間を騒がせても心の中には揺るぎない『個』がある。あの強さは、大手事務所の教育で身につくものではなく、生まれ持った気質なのでしょう」(芸能事務所幹部)

気になるのは、今年還暦を迎える彼女が今後どんな芸能人生を歩むのかだが、前出のベテラン芸能記者はこう話す。

「還暦を過ぎた斉藤由貴がどんな恋をし、どんな役を演じるのか。正直、楽しみでしかたがない。彼女はきっと、最期まで自分の中にある『情熱』を隠さずに生きていくことでしょう」(映画監督)

聖女のような微笑みの裏に、情熱の炎を隠し持つ斉藤由貴という丙午生まれの女優は、これからも男たちの人生に爪痕を残し、自らの履歴書に鮮烈な経歴を書き加えていくのかもしれない。