毎日の入浴は病気予防につながるが…冬は「ヒートショック」に要注意!

画像はAIで生成したイメージ
寒い冬、湯船に浸かるだけでホッとする。冬の入浴はヒートショックの危険性も孕んでいるが、毎日の入浴が認知症などの病気予防につながることが最新の研究で明らかになった。

ある民間の入浴習慣調査では、8割が「湯船に浸かる習慣がある」と答え、入浴頻度は「毎日」が7割を超えた。その一方で、若い年代ほど「週1回以下」の比率が高くなるなど、湯船に浸からずシャワーだけで済ませる人が多いという。

東京都市大学の早坂信哉教授は入浴に関する調査で、次のような興味深い報告を行っている。

毎日湯船に浸かる高齢者は、浸からない人と比べて9年後に認知症になるリスクが26%減少し、また湯船に浸かるのが週2回以下の人との比較では、3年後に要介護認定を受けるリスクは29%減。さらに毎日入らない人と比べて6年後にうつ病を発症するリスクも24%減少する――。

他の研究調査でも、毎日湯船に浸かる人は週2回以下の人と比べて、心疾患を発症するリスクが35%減り、脳卒中も26%減小するというデータが出ている。

「湯船に浸かると体が温まり、免疫細胞が活発化して、病気に対する抵抗力が高まります。つまり、病気にかかりにくい体になるのです」(医療ジャーナリスト)

しかし、冬の入浴で注意しなければならないのが、ヒートショックだ。

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ヒートショック予備軍の診断テスト

「ヒートショックのリスクが高いのは肥満、糖尿病、高血圧を医師に指摘された65歳以上の高齢者や、脱衣所や浴室、トイレに暖房施設がない家庭や居住施設、熱い風呂が好きでお湯張りの温度設定を高くしている家庭や居住施設などが挙げられ注意が必要です」(同)

ヒートショック予備軍の診断テストもある。

(1)湯船から出る際、立ちくらみがする
(2)お風呂に入る前より出た後に水分を取る
(3)高温度の湯船に浸かる
(4)風呂場が寒くても我慢する
(5)風呂場に入ったら、すぐ湯船に浸かる。

「5項目のうち、2つ以上が該当した場合はヒートショック予備軍です」(同)

十分に注意しながら湯船に浸かろう。

「週刊実話」1月22日号より